お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

チーム差

2007-09-23 22:48:13 | 少年野球
ち、違う!まずい!
これは負けるかも。

し、しっかし行けるかも!!お、おお、オー、やっぱり…。

こんな展開の関団連秋季大会でした。

私、スコアラーをしてますとメンバー表を最初に目にします。
何が違うって字なんです。メンバー表に書いてある字。
相手監督は達筆、こちらの監督の字はお世辞にも……ここでもう勝負は決まってるのか?!

いやそんなことはない!監督の字の勝負ではない!!
望みを捨てるな。いこう、まだ試合は始まっていない、さぁ気合を入れて!

しかし…

相手チーム選手の声が聞こえる。
キャプテンの鰍ッ声に答える全員。
「整列!気を付け!お願いします!」
『お願いします!』
「キャッチボール!」
『へい!』

キャプテンがメンバー発表している。
「1番ショート○○!」
『ヘイ!』
「2番レフト△△!」
『ヘイ!』

元気なキャプテンに全員の大きな返事。

相手のベンチを見る。
ヘルメット、バットが綺麗に並んでいる。
これは試合中変わることなく並んでいた。
我がチームは試合途中からバラバラになってしまう。

さぁ、試合が始まった。
うちの先攻。
なんだかベンチがうるさい。子供らはやけにハイである。
試合に集中し、みんなが声を出している。
子供たち自身で試合をしている。
その乗りでなんとか1点先取。
その裏9球であっさりチェンジ。

えっ?これはいけるんじゃないか?!
心で思った。また緊張で口数が減っている。
さぁなんとかこのままいきたい。

そうはうまくいかないものだ。
次の回に逆転され、その次の回には大量点を奪われた。
うちのベンチも静かになっていた。
ふと、ベンチを振り返る。
我がチームはベンチ上に乗り楽しそうにおしゃべりあるいは砂遊び。
注意する気にもなれない全員連れてきた意味があったのか。
相手チームはベンチ前に立ちみんなで仲間に声援送っている。

2対12のコールド負け。
違いはどこだ。
返事、道具の扱い、声の大きさ、集中力。
当然、技術的レベルの差も。

スコアブックを見てみる。
記録上、圧涛Iに違うのが、盗塁の数。1対15である。

しかし嬉しかったことがあります。
すぐるが試合中ずっと声が出ていました。ただ一人ずっとです。
これにつられてか、かなめとりょうすけこもベンチで声が出ていました。
その集中力忘れないでください。

勝ち抜いていくチームとの違い、私なりに勉強になりました。
これらのことが子供たちの血肉になるよう考えながら指導できたらと思います。