「酒の方が・・・」
ユナイテッド・エアライン機がロサンゼルスを飛び立ち30分たってから、
フライト・アテンダントが困惑したようにアナウンスした。
「当方のミスにより乗客103人に対して夕食が40人分しか用意できませんでした」
乗客のざわめきが静まると、彼女は続けた。
「もしどなたか夕食を辞退される方には、フライト中、ずっとドリンク飲み放題にさせて
いただきます」
1時間後にまたアテンダントの放送があった。
「お気の変わられた方はおられますか?29人分の夕食がまだ残っています」
「世の中は狭い」
ジョーは上司のベンを誘ってゴルフをすることになった。
二人は上々のスコアで進んだが、前の2人の女性の
スロー・プレイに邪魔されるようになった。
ジョーは女性のところに話に行き戻ってきた。
ジョーは頭をかいて、「実はカミさんと私の愛人でした」
ふたりは途中でプレイを切り上げクラブハウスでビールを飲んでいると
二人の女性が戻ってきた。ベンはジョーに告げた。
「世の中は狭い。キミはクビだ」
「カスタマー・サポート」
お客「どのキーを打ってもいいって書いてあるけど何も起こらないんだ」
サポ「もう1回やってもらえますか?」
お客「やったけどダメだったよ」
サポ「どのキーを打ちました?」
お客「最初にクルマのキー。今は事務所のキー」
「家族への影響」
看護師だったが、これがどんなに家族に影響を与えているか知らなかった、
3歳の孫娘がこう言うまでは・・・、
「おばあちゃん、私、低血糖みたいなの。クッキー食べていい?」
「夫婦の静かな戦い」
夫婦がレストランで食事をしていた。妻が、ちょっと離れたテーブルで
がぶ飲みしている男をみつめていた。
「知っている男かい?」と夫が尋ねた。
「ええ」妻はため息をついて言った。
「前の夫よ。7年前に私と別れてからずっと飲んでるそうよ」
「ほんとかい。そんなに長く祝っていられるものなのかねえ」
「いなくなったイヌ」
玄関が開いたままだったのでウチのワンちゃんがいなくなってしまった。
口笛を吹いたり名前を呼んでも見つからないので、夫は近所をクルマで探し始めた。
散歩していたカップルがいたので、夫は、ウチのイヌを見かけなかったかと尋ねた。
彼らは言った。
「さっきからクルマの後をずっと追っているワンちゃんじゃないんですか?」
「宿題」
9歳の孫娘、ステラに「家族はどこから来たか」という宿題があった。
自分たちの出自を理解するためだった。
ステラは食卓でこう訊いた。「おばあちゃん、私はどこから来たの?」
息子夫婦は出かけていて、ちょっと微妙な質問だったが、私は答えた。
「コウノトリが運んできたのよ」
「じゃあ、ママはどこから来たの?」
「コウノトリが運んできたのよ」
「じゃあ、おばあちゃんはどこから?」
「おばあちゃんもコウノトリよ」
二日後にステラの部屋を掃除していると、机の上に宿題があり、
こう書いてあった。
「ウチの家族は三代にわたって正常の分娩はなかった」
「長生きのコツ」
「一日にタバコ100本も喫うってほんとですか?」
「ええ」
「マティーニを一日5杯も?」
「ええ」
「何人もの女性と付き合ってるとか?」
「ええ」
「あなたのドクターはそれについて何て言ってます?」
「ドクターはもう死んでます」
「保険勧誘のコツ」
空軍勤務のジョーンズは徴募兵センターで、新入りの兵士の保険勧誘を
していた。ジョーンズの上官は彼の高い保険勧誘成功率に驚いた。
なんと100%近くの新人を保険加入させたのだ。あるとき、上官が歩いていると、
ジョーンズが新入りに話しかけているのが聞こえた。
「保険に加入していて、キミが戦場で亡くなると政府はキミの家族に20万ドル払う。
保険に加入してない場合には6千ドルを家族に払うだけなのだ。保険加入して
いるグループとそうでないグループ、政府はどちらのグループを先に戦場に送ると思う?
「スタント」
映画スタジオに見学に来た男が、崖にぶらさがったり、飛行機の上で
逆立ちするスタントを見て感銘を受けた。
「どうやってあの人は無事にやってこられるの?」
「わかりません」ガイドは答えた。「いつも新しいスタントマンを用意しているようですから」
「献金皿」
教会で献金皿が回ってきたとき、若者はポケットから1ドルをだして入れた。
そのとき後ろから肩をたたかれ、20ドル紙幣を渡された。
若者はその人の気前の良さに打たれながら20ドルを献金皿に入れた。
そのとき若者はまた肩をたたかれた。
「それ、キミのポケットから落ちた20ドルだよ」
「難解な語」
スティーブが病院で診察を受けた。
「ドクター!カストレイト(去勢)手術を受けたいんですが」
「なんでそんな手術を!」
「ずっと考えていたことなんです。手術してくれなければ他の医者に行きます」
「わかったよ。私の主義に反することだけど」
スティーブは手術をし、次の日、病院の廊下をゆっくりがに股で歩いていると、
同じような歩き方の男がいた。スティーブが話しかけた。
「よう! ボクと同じ手術を受けたんだね」
男は答えた。
「そうなんだ。やっと決心してサーカムサイズ(包皮切除術)を受けたんだ」
スティーブは蒼白となり叫んだ。
「それだったんだ、ボクが受けたかったのは」
「結婚記念日の贈り物」
結婚記念日のギフトとして私と妻はビートルズの同じCDを互いに買ってしまった。
妻は私のCDを返品したら、と言った。
私は高く買った方を返そうよ、提案した。
妻のは18.99ドル、私のは16.99ドルだった。
「ボクの方が安かったね。キミのを返品したら」と言うと妻は憤然として、
「よくまあ、どうやったらそんな安いギフトを私に買えるわけ?」