手のひらを見つめて、
自分のからだの奥にひそむ
数多くの細胞を想う。
わたしという器の中に
つまっているもの・・・
じゃなかった。
数え切れない人間の
数え切れない人生を
経てきたもの達が、いまここに集う。
そのひとつひとつは
何を見てきたのか
何を味わったのか
語ることもないまま
いろんな思いを胸に
ただ肩を寄せ合い、息をひそめて
ひとつの生き物を動かせる。
わがもの顔で
縦長式住居に住まう人。
よろこだり、怒ったり
悲しんだり、笑ったり
窓から指す、一筋のひかりにも
気づかないままに。
自分のからだの奥にひそむ
数多くの細胞を想う。
わたしという器の中に
つまっているもの・・・
じゃなかった。
数え切れない人間の
数え切れない人生を
経てきたもの達が、いまここに集う。
そのひとつひとつは
何を見てきたのか
何を味わったのか
語ることもないまま
いろんな思いを胸に
ただ肩を寄せ合い、息をひそめて
ひとつの生き物を動かせる。
わがもの顔で
縦長式住居に住まう人。
よろこだり、怒ったり
悲しんだり、笑ったり
窓から指す、一筋のひかりにも
気づかないままに。