ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

誰ひとり欠けることなく

2009-10-21 11:13:15 | Weblog
人間に生まれてくるのは

ガンジス河の、砂の数ほどだと言われる中で




人間、生まれて死ぬまでに

どれだけの人と、出会うことができるのか。




想像もつかないけれど、

限られていることだけは、わかる。




谷川俊太郎さんの大好きな詩

「朝のリレー」にもあるように




いま、わたしのいる

この地球の裏側にも




顔をあわせたこともないけれど





元気に動いておられたり

悲しみの中に耐えておられたりする





たくさんの人がいる。





そんな中で、同じ時代の同じ日本の・・・




偶然のような奇跡のような、必然のご縁で




無数の命が、無数の道が

ちょうど、リンクする時があって。




ぜんぶ繋がっているんだけれど

実感として目の前にする「出会い」




そう考えていると



わたし達が




ちょっと苦手だったり

とても尊敬したり



している、すべての人が尊いと思えたりする。





今回の法要を通して

わたしが一番、うれしかったのは




横の繋がりと、その

ぬくもりを感じられたことだ。




実行委員のみなさん、ご門徒のみなさん、

仏教青年会のみなさん、こども達、家族、




法要に携わったすべての人と

共にする時間が、愛しかった。




人間だから、頭を抱えたり、疲れたり

時に腹を立てることもあるけれど



そんな時間があってこそ

感動のよろこびを、味わい尽くせる。




すべてをひっくるめて、初めて

素晴らしかったと思える。




ひとりひとりの力を、ひとところに集めることで

法要の成功が生まれた。



重く、大変な仕事を担っておられた方々もいて

いま改めて、心から感謝しております。



本当に&本当に、ありがとうございました!!




誰ひとり欠けても、成立しなかった法要だと思います。




みんなそれぞれの個性があって

本当にいろんな命があって、世の中は




世界は、成り立っている。




あらゆる命が願われている

お念仏の世界だと、思うことです。
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ホトトギス・11月号

2009-10-21 10:59:57 | Weblog
ホトトギスの11月号が
つい先日、家に届きました!



この度、掲載されていた
若院&わたしの、俳句を記してみます



恥ずかしながら。。。記念まで。




〔 廣太郎先生選 〕


若 院: 「落花とは落ちゆくところ問はぬもの」
    
     「花吹雪まぶたの裏に花吹雪」



わたし: 「ガラス戸に走るやもりの白き腹」

     「梅雨の香や眠りを誘ふ昼下がり」




〔 稲畑汀子先生選 〕


若 院: 「けふの日の端の色となる薊かな」
    
     「はるかなる空を従へ山緑」



わたし: 「日焼した子らの歯白く光りたる」

     「玄関の菖蒲に姿勢正さるる」
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いつの間にか

2009-10-21 10:20:52 | Weblog
寒くなってきました。

特に朝の冷え込みは・・・





うぅ。その昔。乙女だった時代には

「わたし冬って大好き。涼しー





なんて喜んでいたものの。

いまは、この寒さが身にしみて。降参






ちょうど法要の前々日。うれしい事がありました

事前準備の疲れがたまって、心が弱くなっていたとき




ピンポーーン。とチャイムが鳴って



誰かな?と思ったら 




この度の法要で、募集した作文の選を 

して頂いた、作家の村尾靖子さんでした。

(お寺のご門徒さんでもあります)





村尾さんは「クラウディアのいのり」

という本を書かれており。

(第14回日本絵本賞読者賞)


以前、阿部寛さん主演でドラマ化もされました。




わたし:「・・・??」




村尾さん:「小学校で絵本を読んでおられると

いう事だったので、この絵本はプレゼントです」




3冊の絵本を頂戴しました!




わたしは、そのお気持ちが本当に嬉しくて。




そうだ、ここにいる、このわたしは

支えられてあるんだった・・・




と、元気回復した訳です。




翌朝、つたない手紙に、お礼の気持ちをこめて

村尾さんのお家のポストへ、投函しました




その翌日には、わが家のポストに

村尾さんからの、お手紙が




弱っていた心は、回復しただけでなく

強く強くなって、胸いっぱいに



あたたかいものが、こみあげてきました。




きょうの朝、小学校で




村尾さんから頂戴した

絵本を、早速読ませていただきました




村尾さんの思いが、わたしを通じて

こども達へと、広がってゆきました。



そんなことを思い出していたら




いつの間にか

寒さも、和らいできたように思います 
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