きょうも夜、お寺へ
ご法話を聞きに行って来ました。
ご講師は、徳平亜紀先生。
講題は『かぐや姫の悲しみ』
以下、法話のメモより。
『生まれる・・・誕生。往生。(誕→のばす、偽りの意味がある)
人の世に生まれさせて頂いた、とは
どういうことか?
月の世界=天人・・・寿命が長い・楽しい
→苦しみや死を忘れている
=悲しみのない世界 美しい=痛みがない
天人の最期・・・天人五衰(地獄の苦しみの16倍)
今が楽しければいいと、天人になっていないか。
かぐや姫は、人の世に来て
愛情・出会い・ご恩・悲しみ・別れを知った。
生老病死を知った。
『煩悩ー海の波立ちのようだ、ザワザワ止まる事がない。』
(徳平先生の、お父様の言葉)
波・・・海に抱えられての「波立ち」。海から離れてはない。
宝の海に抱えられての、一と日、一と日。
いつ、どこで、どのような形で終えようとも、大丈夫。
『人の世に、尊い命の花を咲かせてもらいましたよ』
(徳平先生の、お父様の言葉)
人の世→なんまんだぶつに、あえる身にならせて頂いた。
「死」の文字。左・・・人の残骨。
右・・・それを見て、涙して拝んでいる。ひとりじゃない。
命のつながりの中に、生まれさせて頂いた。
ご仏縁を頂いた=人の世に生まれさせて頂いたよろこび。
親鸞聖人の、ご和讃より
本願力にあひぬれば
むなしくすぐるひとぞなき
功徳の宝海みちみちて
煩悩の濁水へだてなし
本願力・・・あなたを必ず救いますよ、
一緒に生きていますよ、決して捨てませんよ。
きょうは、徳平先生のお母様のご命日でした。』
お話をお聞きして。胸がいっぱいなのが
体中に広がっていきました。
苦しみがあるから、よろこびがあって
死があるから、生があって
わたしがここにいるから、阿弥陀様がいるのだと
すべて、まるごと、抱えられているのだなぁと
涙をこらえながら、家に帰って来ました。
ご法話を聞きに行って来ました。
ご講師は、徳平亜紀先生。
講題は『かぐや姫の悲しみ』
以下、法話のメモより。
『生まれる・・・誕生。往生。(誕→のばす、偽りの意味がある)
人の世に生まれさせて頂いた、とは
どういうことか?
月の世界=天人・・・寿命が長い・楽しい
→苦しみや死を忘れている
=悲しみのない世界 美しい=痛みがない
天人の最期・・・天人五衰(地獄の苦しみの16倍)
今が楽しければいいと、天人になっていないか。
かぐや姫は、人の世に来て
愛情・出会い・ご恩・悲しみ・別れを知った。
生老病死を知った。
『煩悩ー海の波立ちのようだ、ザワザワ止まる事がない。』
(徳平先生の、お父様の言葉)
波・・・海に抱えられての「波立ち」。海から離れてはない。
宝の海に抱えられての、一と日、一と日。
いつ、どこで、どのような形で終えようとも、大丈夫。
『人の世に、尊い命の花を咲かせてもらいましたよ』
(徳平先生の、お父様の言葉)
人の世→なんまんだぶつに、あえる身にならせて頂いた。
「死」の文字。左・・・人の残骨。
右・・・それを見て、涙して拝んでいる。ひとりじゃない。
命のつながりの中に、生まれさせて頂いた。
ご仏縁を頂いた=人の世に生まれさせて頂いたよろこび。
親鸞聖人の、ご和讃より
本願力にあひぬれば
むなしくすぐるひとぞなき
功徳の宝海みちみちて
煩悩の濁水へだてなし
本願力・・・あなたを必ず救いますよ、
一緒に生きていますよ、決して捨てませんよ。
きょうは、徳平先生のお母様のご命日でした。』
お話をお聞きして。胸がいっぱいなのが
体中に広がっていきました。
苦しみがあるから、よろこびがあって
死があるから、生があって
わたしがここにいるから、阿弥陀様がいるのだと
すべて、まるごと、抱えられているのだなぁと
涙をこらえながら、家に帰って来ました。