ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

肯定の世界

2008-12-14 11:50:50 | Weblog
きょうは、すこぶる気分がいい
なぜなら、わが『浅田真央ちゃん』が、優勝したから
(注意:「わが」→好きだから、勝手に言っているだけです。笑)

おめでとう!!!!!

本当に芸術的な。美しく素晴らしい演技でした



でも、わたしは。キム・ヨナ選手も好きなんだよなぁ。

以前、キム・ヨナさんが、真央ちゃんをおさえて優勝した時。


『でも、真央さんが、本調子じゃなかったから・・・』


と、コメント。真央ちゃんがベストな状態で演技をしたら、
自分が優勝することはなかったと。

その謙虚さと、冷静さに。
やっぱり一流の選手は違うなぁ、、、と、驚いたのを覚えています。


ところで、12月も半ばになり。
気の早い私に、やっと季節が追いついてきた笑。


あと1週間で、M1グランプリが!
そしてもうちょっとしたら、クリスマスですね☆

クリスマス、日本においては。
キリストに帰依するとか、そういった深い宗教的な意味ではなく

イルミネーション&クリスマスソング
美味しい食事に、やさしいサンタさん、プレゼントと。

きらきら、とても夢のある季節で
みんなの気分がわくわくする、文化的なものの様に思います。


先日、茂木健一郎さんの『クオリア日記』を読みました。

タイトル「あたたかき冬」に書かれてある中に
サンタクロースは、無償の愛を注いでくれる存在であると。

わたしは、思いました。まさしく、これだ



南無阿弥陀仏は『人生のサンタクロース』であると。



クリスマスの時期に限られることなく、

いついかなるときも
無償の愛を、願いを、注ぎ続けてくれる。


そして、決して見捨てない。


この間、しんたいさんとの対談でもありましたが。


リストラなどを含めて、とても厳しい世の中で。

すべてのものに見放されようとも。
自分で自分を、見放そうとも。

阿弥陀様だけは、決してわたしを見捨てない。


誰に、何に、切り捨てられようとも
わたしを、まるごと「肯定」して下さる方がいる。


もう、これは。ほんとうに、すごい事だと思うんです!!

(ただ注意すべきのは、この「肯定」は、阿弥陀様の側からであって。
人間の側から、何をしても良い・なんでもありと言うのとは違います)


苦しいのか、楽しいのか、と。
どんなときも、わたしがそばにいますよと。


わたし達は、分別によって「切り捨てていく」世界にいますが。
阿弥陀様の世界は「切り捨てることのない」


肯定の世界です。


これは、なにものよりも、あたたかい。


生きていようと、死んでいこうと、あたたかい。
すべてが、無駄じゃない、むなしくない。


わたしも、仏弟子のひとりとして。

たとえ、思考・生き方が異なっても、
それを迎合して、ひとつにせねばと言うのではなくて

相手との違いを認め合って。
相手の気持ちを、理解したいと努めるような

一本道を、歩みたいものであります。

・・・思い出した!きょう、篤姫最終回だな

ずっと欠かさず見ていた訳じゃないですが、前回見ました。
宮崎あおいさん、瑛太さんの芝居は、ものすごいですよ。

日本の、世界の、役者界を背負っていくお二人ですよ!!

何がすごいって、とにかく芝居の質が。必見です
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答えは無数

2008-12-13 10:24:13 | Weblog
今朝の新聞を広げ、今年の漢字が『変』であることを知る

たぶん、オバマさんを代表とした『CHANGE』の意味なんだろうと
思いつつも、パッと字を目にした時の、自分の印象は


「へん・・・。」→何かがおかしい、の意。


だった。 でもなぁ~、ひとつの言葉・文字でも
読み方&意味、発信する側&受け取り手などによって

ガラリと異なってしまったりするもの、なのかもなぁ、、。


こんな話がある。


「象とは、なんぞや??」の問いに対して。

一頭の大きな象を前に、私達は、
おのおの自分の手が伸ばせることろを触って


「うちわの様なものだ(象の耳)」
「ホースの様なものだ(象の鼻)」
「壁の様なものだ(象の体)」

と言うそうな。

→誰もその全体像を、把握できないという事だ。


これは、わたし達の分別を超えたものを、
捉えきることはできない、という例えに用いられたりするんだけど。


すべては、こういうものだと思うんだなぁ、、。


自分の置かれた立場や状況、縁によって
いろんなものは、180度、それこそ「変わって」しまうものだ。

すべての是非なんてものは、、。

『善悪のふたつ、総じてもつて存知せざるなり。
そのゆゑは、如来の御こころに善しとおぼしめすほどに
しりとほしたらばこそ、善きをしりたるにてもあらめ、
如来の悪しとおぼしめすほどにしりとほしたらばこそ、
悪しさをしりたるにてもあらめど、
煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、
みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、
ただ念仏のみぞまことにておはします』

(歎異抄・後序より抜粋)

親鸞聖人のお言葉っていうものは、
なんて力強く深くあたたかいのだろうなぁ・・・。


ひとつの物事があれば。推測できる範疇で。
角度を変えた、いろんな視点から見ていきたいと

常日頃、思うんだけれど。

「自分」を含むと、途端にいろんなものが、わからなくなる。

・・・ここに自分が存在するという事実だけで、
確かな「1」という視点から逃れることは、永遠に出来ない。


まぁ、それが大前提なんだけれど。


「自分」を省くと、途端にいろんなものが、意味を成さなくなる。

・・・すべてが他人事であるといった、客観的な立場からの
思考は、何でもありな訳で、誰にとっても何にとっても本物じゃない。

だんだん何の話をしているのか、わからなくなって来たぞ

ここから結論までの道のりは、100人いたら100通りの
みなさんの自由な妄想力に、おまかせします。

わたしの頭の中身は、どうらら「おかしい」様子であります。完。
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成功者・岩田守弘さん

2008-12-10 11:18:46 | Weblog
今朝、93歳のご門徒・Hさんからお電話があり

抱えきれないほどの、黄色い菊を
仏様にと、いただいた。

わたしの3倍も長く生きておられながら、
わたしの300倍ほど、しゃんとしておられる。

手書きの年賀状を50枚ほど、ほぼ書き終えられたとの事

心から、尊敬せずにはおられない。


きのう。NHK『プロフェッショナル』を観た
バレエダンサー・岩田守弘さん。


すごすぎる・・・の、ひと言に尽きる。


こんな人がいるのかその名前や存在を
きのうテレビで観るまで、知らなかった。


ボリショイバレエで、外国人初・外国人ただひとりの
ソリスト。しかも、身長166cm。年齢38歳。

小柄であろうと、日本人であろうと、引退するような年齢であろうと。

どんな状況であっても、自分のするべき事を、する。


外国人であれど、ボリショイの門をたたき続け。

やっと入っても、バレエで最高の賞をいくつも得ている
実力があるにも関わらず、役がつかない。

直訴の後、着ぐるみの「猿」の役を得る。
屈辱でしかないようなものを、彼はチャンスに変えた。

顔すら見えないような「猿」の踊りで
なんと観客を魅了したのだ・・・

以後、その実力と存在を認められ、役がつくようになる。


けれど、舞台がある度に、役があるのかないのか。
大勢のダンサー達はみんな、厳しい競争下に、その身を置いている。


そんな中で。通常、引退の年齢である38歳の
岩田さんは、新しい役を得る。異例の事だそうだ。


彼の言葉のひとつひとつは、本物だ。

『弱みは最大の強み』

『人間いいときは、結果が出るけれど成長していない。
悪いときの方が、成長している。』

『絶対のぼせあがらない』


ふぅむ。。。


大舞台で華麗に踊って、光を浴びている岩田さんは
誰もがうらやむ、世に言うところの『成功者』であり。


成功。この2文字がついた本は、飛ぶように売れるみたいだけれど。

何をもって、成功と言うのか。お金か、地位か、名誉か。

そんなものは、ただ、他人の芝が青いだけの
嫉妬に過ぎない、偽もの・錯覚・幻想の『成功』だと思う。


わたしは思う。

成功者とは、、、


血のにじむ様な努力を惜しまず、どんな事があろうとも
決してその歩みを、止めることのない人の事だ。


だから、成功者・プロっていうのは、生易しいものじゃなくて

その言葉のもつ響きの甘さとは、対極に位置する


もっとも苦しいもの、、、なんだと思うなぁ・・・。


成功者になりたいか?という問いは
あらゆる厳しさに耐えて、なお、道を行きますか?という事だ。


わたしは、精神的に軟弱な為、とてもなりたいとは言えないけれど。

自分のできるところで、ベストを尽くしていきたい思いはあるかな。


それこそ、岩田さんが言われるように

自分のできることをしているならば。
たとえ結果が出なくても、いま、成長しているっていう証拠なんだろう。
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桜の木になる

2008-12-09 11:14:47 | Weblog
今朝しんたいさんと、対談をしました!
今回のタイトルは『あま~い渋柿の謎?』です。笑。

また女性2菩薩の部屋を、ご覧くださいませ

女性2菩薩の部屋
http://azabu-kozenji.or.jp/



たとえば、春。桜の花を咲かせるために。

桜の木は今、厳しい寒さに耐えながら
ただひたすらに、そこに、たたずんでいるんだなと。


・・・思ったりするけれど。


いや、たぶんきっと。桜の木にとったら、
花を咲かせようと思って、立っているんじゃなくて。


花が咲くような、環境の「ご縁」の元で
不思議なほどに偶然な、結果のひとつに過ぎないんじゃないかな。


いや、まだ違う。結果じゃなくて、花でさえも、

桜の木の命の。過程のひとつに過ぎない。


桜の花の美しさは、美しさを目標にしていないからこそ


美しすぎる。

過程のひとつに過ぎないからこそ、美しい。


毎年咲くように思う「必然」が「偶然」であるとも知らず、

花が咲いたときだけ、わぁわぁ言う人間を、気にかけるでもなく。


ひとつひとつを、ぜんぶぜんぶを、黙々と淡々と
抱えてこなす。

静寂と身体を、ひとつにして。



桜の木は、花が咲くから尊いんじゃなくて。

桜の木は、桜の木として、ただそこにあるから、尊い。



たとえ花を咲かせずとも。たとえ若木のまま死すとも。



あるがまま。


桜の木は、桜の木だから、尊い。


誰が、それをわからずとも。
誰も、それをわからずとも。


花見客には、なりたくない。


凛とたたずむ桜の木に、わたしはなりたい。
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初めての新聞づくり

2008-12-07 10:05:32 | Weblog
よっしゃきょうは、お寺の仏教婦人会の新聞
『まなざし』の記事の一部を、作ってみるぞ!!

いつも、原稿だけ書いて→あとはお願いしまーす、、
お母さんや皆さんに、丸投げしていたのですが。

なんせ、原始人で。パソコン操作がわからんのです

でもなぁ。そろそろここらで、新たな一歩を踏み出さなければ
いかんと思うのであります。

カメラで、ぱしゃぱしゃと。活動を残しつつ。

よし!新聞作るぞ!!

この度の、わたしの担当は4ページ目。あと5ページ目も??

子供会で、水族館に遠足に行ったり。
子供会と、大人の例会を合同でしたり。
仏教青年会で、1泊2日で山に行ったり。

ネタの元には、困りません。

さっきから、ワードの使い方の本をにらみ。
今までの新聞『まなざし』の構成をチェック。

・・・さて、実践にかかるとしよう。
きのう、写真は現像して。いい写真は選んだからなぁ

果たして、どうなることやら・・・??


追伸:写真は、広島の平和大通りを飾っている
イルミネーションのひとつ、原爆ドームです。先日、若院とふたり、
俳句を詠みながら歩いてきました。美しくも、悲しい明かりです。
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俳句はじめました

2008-12-06 11:04:06 | Weblog
うちの前住職は、学生の頃から俳句をたしなみ。
高浜虚子先生から、直接ご指導いただいていたそうだ。

前住職は句を詠み、自身も同人(=俳句の先生)として
生徒さん達に、句の指導をしていた

それを受け継がれて、住職の弟さん夫妻が
俳句をやっておられ。またまた、同人でもあり。

中国・山陰地方で、30代で俳句をやっている人がいないという
嘆き&期待から、熱心に勧めていただき


わが夫婦も、いよいよ俳句を始めたのであります
ホトトギス派の新歳時記と、ホトトギス手帳を手に
ふたりとも、訳もわからぬまま着々と。句の数を増やしています。

すでに、それぞれ10句ほど、直接指導を賜り。
いま新たに、わたしは20句、若院は35句ほど作り。

日夜、歳時記を眺めておる次第です


おじちゃんが言うには、自由にのびのびとやったら良いそうで。
感動を客観視できるようになると。

おばちゃんが言うには、自分を空っぽにすることで
自然からの声を聞くことができると

そしてお二人が言うには、桜が咲いたから春なんじゃなくて、
ずっともっと前に、春を感じられるようになると。

確かに、歳時記をパラパラとめくってみると
季節の言葉って、こんなにあるのかぁ・・・と驚かされる。

もっと、いろんなものに目が留まり
もっと、たくさんのものに感動できて


今まで見えていなかったものが、見えてくるかもしれない。


575、と字数が限られているので
光景を17文字で、表現するのも大変ですが。

ぼおっと時間を過ごしながらも、互いに気づけば
指を折って、頭ぐるぐるさせています・・・

でもきっと。


大切なことは、いたってシンプルだ。


だから俳句が、すごいんだろうな・・・。


・・・だから、たった六字のお念仏が、すごいんだろうな。


ものすごいことが、ぎゅっと凝縮されているのに
あまりの凝縮っぷりに、その「すごさ」を簡単には感じさせないところ。


ものすごい苦労を元に、成就されているのに
その苦労を、まったく感じさせないところ。

難しいものを簡単にして
誰もが、いただけるようにしたところ。


わたしも。17文字が、長いと思えるほど
凝縮された瞬間に、生かされていたいものだなぁ
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電車の中から

2008-12-02 10:57:31 | Weblog
無人駅から、一両の電車に乗って。
窓際の席に座り、走りゆく景色を眺める。
色づいた木々や、穏やかな海、
無造作な竹林を間近に、のんびりマイペースに進む。
耳を済ませてみると、
電車は本当に「ガタンゴトン」と音を立てている。

小学校のグランドで、赤白帽子をかぶった子供達が、
ぐるぐると輪になって走っていた。

わたしが小学生だった時、タイムカプセルに、
思い出の品々を入れた。

成人式の日。入れた物をすっかり忘れた私は。
わくわくしながら、タイムカプセルの中身を手にした。

名札、夜光タスキ、国語の教科書、書き方の本。
そして、色あせたボロボロの、赤白帽子だった。

めずらしい様なものを想像、期待に満ちていた私は、ガッカリ拍子抜けした。


あれから11年。

電車の中から今、グランドを懸命に走る
赤白帽子の子らを見ると。

なるほど、古びた品々は
なにより素敵な宝物だったのだなと、うなずかずにはいられない。
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大量の箱と迎えた12月

2008-12-01 14:10:15 | Weblog
お昼に「あさりのボンゴレパスタ」を作って食べたところ。
赤唐辛子を入れすぎましてね、、
ちょっと口に、ビリビリと電気が走っております笑。

午前中は、小宇宙と化した「台所」と格闘していました

まぁ~、いつの間にやら、
いろんなものを溜め込んでしまうものですねぇ。。。

わたしはまた。お菓子の箱など「きれいな箱」を見ると
何かに活用してみようと、捨てずにいるもので。

台所から、大量の「箱」が出てきましたよ

これは一体。どうしろって言うんだ・・・。(自分に対する心の声)

昔から。「箱を取っておくの、やめなさい
と母から言われ続けてきたんですけどね、、。反省。


さて、今日から12月ちなみに、弟の誕生日でもあります


おめでとう、わが弟よ


今月のカレンダーの言葉は、これまたスゴイですよ。

『 「諸行無常」はこの身の事実
  「摂取不捨」はアミダさまの真実  』
今年もあと1ケ月。一日一日、一瞬一瞬、楽しんでいきまっしょい

追伸:光善寺さんHPの「女性2菩薩の部屋」でお話しています☆
http://2bosatsu.azabu-kozenji.or.jp/
タイトルは「ぬくもり・・・・」です。チェックしてみて下さい

写真:品川にて。桃井先生&しんたいさん&私。法要・前夜☆
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