この度の、ご講師は
山口県のH先生・83歳。
わたしは、初めてご縁をいただく先生です。
深く広く、真宗のみ教えを
味わっておられて、いろいろなお話に
耳、目、心は、釘付けです。
きょうのメモより。一部ご紹介。
『体で死ぬ事ではなく、心で死ぬ事が問題。
心の命に目覚めたとき、法名をいただく。』
『わたしの遺伝子は、400~500万年前から続いている。
命の切れ目はなく、続いている。多生(たしょう)であった、わたし。
これを考えて、生きる。』
『人間の命は、108の法門をよろこぶ為にある。
人間に生まれて、よかったねと。』
→ちなみに、108の煩悩を書いたお経は、ないそうです。驚。
『回向(えこう)→共に、仏になりましょうというのが、真宗で。
共生・共存→仏教的である。共に=尊い。』
『仏教では、お母さんのお腹の中から、年を数える。
数え年。生まれたら1才。お腹の中から、心が始まる。』
『報恩=恩に報いる=ありがとう。人間に生まれて、ありがとう』
などなど。
お話を聞きながら、なるほど、、、と
わたしも、頭の中がグルグルします。
いま、お腹に、赤ちゃんがいて
まだ生まれていなくとも
たくさんの皆さんに、声をかけていただいて
お腹をなでていただいて
もう、すでに
この子は、たくさんの人とのご縁
関わりの中に、存在しているのだと
強く感じさせられます。
ひとりの人間としての「体の生死」より
もっと前に、もっと後に
いのちは、繋がっていること
いのちは、縦に横に
切れ目なく続いていることを
考えさせられた一日でした