10月2日、彼女は入院
10月6日、わたし達は会って
10月10日、朝。
彼女の脈が弱くなってきたと、
旦那さんからメール。
頭の中が、真っ白になる。
でも何か伝えなければと、旦那さんに頼む。
『なんまんだぶつ、なんまんだぶつ。
お浄土でまた会おうね。大好きだよ。
○○ちゃんが大切だよ』
旦那さんが耳元で伝えると
涙を流して、聞こえたよと、、。
10月11日、23:10
彼女は、35年の命を終えました。
とても立派な最期だったそうです。
伝えてもらった言葉を
ずっと耳元で囁いていました、
安心した顔をしていました、と旦那さん。
お通夜・葬儀と、日時の決まった後に
しんたいさんに僧侶としてお参り頂けるか、
お尋ねしたところ
ちょうど、葬儀場から2駅のところで
布教(ご法話をする)を受けていて
時間がずれているから、大丈夫との事。
このご縁の不思議にも、体が震えました。
また会える世界がある、しあわせを
彼女が身をもって、わたしに教えてくれました。