重い。重いよー。

この前の土曜日。

久しぶりに(土曜の)仕事が休みで、予定も無かったので、買い物ついでに(というか買い物がついで？)新潟で映画を見て来ました。

前から見たかった、中島哲也監督の新作「告白」を見て来ました。

監督の「嫌われ松子の一生」的な、ギャグも織り交ぜつつの重い作品だと思って見たのですが、実際は違って、ギャグはほとんど無くひたすら重ーい作品になっていたした。

最初から最後まで、ずーんと重いので、そうゆーのがダメな人は見ない方がいいです。

『「パコと魔法の絵本」の監督の新作だー！ 楽しみー！』などと思って見に行くと、手痛いしっぺ返しをくらいます。

ただ、完成度は高いと思います。

音楽も映像も独特の雰囲気を出しており、ワンカット毎の隙が無い緻密さがあると思います。

昔中島監督が手掛けた、CharaのＰＶ「光と私」に雰囲気が似てるなーと思いました(気になる人は、CharaのＰＶ集に入ってるのでチェック)。

原作は読んでないけど、割と忠実に映画化してるらしいので、原作ファンも見に行っていいのではないでしょうか？

松たか子や木村佳乃はもちろん良いのですが、岡田将生が今までとは違った感じの役で新しい面を見せてくれます。

かなり重く衝撃的な映画なので、好き嫌いの意見が分かれるとは思うけど、年末のベスト・テンや賞レースには必ず挙がってくる、完成度の高い作品だと思います。

この日は映画を二本見よう！ とあらかじめ決めていたので、この次の「アウトレイジ」のチケットも既に買っていたのだけど、あまりの「告白」の重さに、ちょっとげんなりしてしまいました。

「アウトレイジ」も重そうだよなと思いつつ、「アウトレイジ」の感想は次回に。