Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

シアゴー08、一日目。~2月23日の日記。

2008-02-24 01:58:34 | 日記
今日は長岡の演劇祭シアターゴーイングに、劇団員のいーえ君とショコさんと行って来た。
まずはジョイントアクションクラブ演劇部さんの「荒神―ARAGAMI」。
やはりアクションは切れがあって良い。始めの、障子戸に馬に乗った人の影が映る所とか、凝ってると思う。
ただ演技のリズムや、決め台詞の言い方等、もう少し直した方が良いと思った(あくまで俺的感想)。
次に妙高の劇団空志童さんの「天なる花」。
非常にしっかりとした演技だと思う。
認知症状を扱った、非常に真面目なテーマの劇でした。
たぶん、見る人の好みが別れる話だと思うけど、俺は嫌いではないです。
なかなかこういうタイプの劇を高齢(失礼!)の人が演じる劇って、新潟のアマチュア演劇では見る機会が少なくなって来てるので、今後も頑張ってもらいたいです。

今日のBGMは、RADWIMPSのアルバム「RADWIMPS 3~無人島に持っていき忘れた一枚~」(06年)。
何処がどうとは言えないのだけど、今の若い人の感覚・感性の音だと思う。


松岡錠司、志の輔、歓喜の歌~2月22日の日記。

2008-02-23 01:35:15 | 日記
この前の日本アカデミー賞では、意外にも「東京タワー」がかなり賞を取りましたね(作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演男優賞など)。
実は「東京タワー」は見てないのだけど、松岡錠司監督の作品は、初長編映画の「バタアシ金魚」から結構好きなんです。
その松岡監督の最新作「歓喜の歌」は先週見た。
そして原作である立川志の輔の新作落語「歓喜の歌」もDVD(志の輔らくご in PARCO vol.9)で昨日見ました。
落語は新作落語(文字通り、落語家が新しく作った話)よりも、古典落語(昔から語り継がれてる話)の方が俺は好きなのだが、CDで聞いてた志の輔の新作落語は、結構出来が良いのが多かった。
で、「歓喜の歌」も良く出来ていた。
映画だと、どうしても設定の苦しい部分が目立ってしまったけど、落語だとそれが無くてスンナリと話に入って行ける。
映画は映画なりの魅力もあるので、映画も好きなんですけどね。

今日のBGMは、GO!GO!7188のアルバム「パレード」(06年)。
3人のプロデューサーで、前作の不振を払うポップな仕上がりのアルバム。


ハナ肇と山田洋次~2月21日の日記。

2008-02-22 00:33:17 | 日記
最近、山田洋次監督の昔の映画「なつかしい風来坊」(66年)と「馬鹿が戦車でやって来る」(64年)を見る。
山田洋次と言うと最近の時代劇三部作(「たそがれ清兵衛」・「隠し剣 鬼の爪」・「武士の一分」)や、やはり「男はつらいよ」のシリーズを思い浮かべる人が多いと思う。
「男はつらいよ」の第一作が69年なので、今回見た2作はそれ以前の作品になる。
いやあー。面白いです。
「なつかしい~」は大昔、多分小学生の頃に、テレビで見た事があるのだが、やはり面白い。
有島一郎演じる主人公とハナ肇が凄く良い。
若い倍賞千恵子も綺麗だ。
見終わった後に心が暖かくなる感じです。
「馬鹿~」は喜劇的に撮られているが、物悲しい作品。
偶話的で風刺的。タイトル・バックの影絵的な絵からも昔話な感じ。
二作ともハナ肇が出演してるのだけど、喜劇役者として素晴らしい。
ハナ&山田コンビの作品はまだ沢山あるので、ぜひ他の作品も見てみたい。

今日のBGMは、くるりのアルバム「NIKKI」(05年)。
くるりのアルバムの中では、かなりポップなアルバム。


R-1グランプリ08。その2。~2月20日の日記。

2008-02-21 00:47:25 | ノンジャンル
昨日のつづき。
あべこうじは話術として見ると、非常に完成度が高いと思うけど、ネタがイマイチに感じた。
中山功太もあれだけの内容をスピーディーに詰め込んだのは凄いけど、受けるネタとよく分からないネタがあり、残念。でも全体的には面白かった。
鳥居みゆきは、今回の出演者の中でも一番インパクトがあった。
R-1以前にも彼女は見た事があるけど、結構好きです。
審査員に若い人が何人かいれば、もうちょっと順位が上だったんじゃないかな。今回のR-1は全体的に面白く、今まで見た大会の中では一番楽しめました。

今日は御の字の会議がありました。
今回も次回公演についての話し合い。
うーん。うまく行くか?
結果は、またも持ち越し。
早く決めて練習に入りたい。

今日のBGMはアメリカのバンド、リンキンパークのアルバム「メテオラ」(03年)。
ロックにヒップホップな音が加わり、ストリートな音楽になってます。


ニュアンス・ホイマーfrom R&B公演「フィデリオ」

2008-02-20 01:02:23 | 演劇
1月14日にシアターentで、ニュアンス・ホイマーfrom R&Bさんの公演「フィデリオ」を見た。
まず、俺は面白く見ました。

この舞台、開演前にメンバーがステージに現れ、掃除、そして舞台を作る(コタツや小道具を出す)所から始まる。
用意が出来たら、役者が現れコタツでくつろぐ所で、やっと客電が消え、物語がスタートするのだ。
今回の舞台、実はたいして内容が無い。
ただただ、女の子の妄想トークを聞かされるのみである。
だから、舞台に物語やテーマ性、衝撃や斬新さを求めてる人にとっては面白くない(あるいは手を抜いてる様に見える)舞台だったのかもしれない。
しかし、この舞台の魅力は、まるっきりそんなとこではない。
登場人物達の会話そのものが、この舞台の魅力なのだ。
昔の六日町高校演劇部もこういった持ち味があったが、いかにも何処かで会話してそうなリアルっぽい空気感(あくまで、っぽい感じ)が素敵だと思う。
話の転がり方も好みだったしね。
あと、作品の中身とは関係無い話だけど、上演中に笑うポイントとは思えない所で笑う観客が多数いた。
いかにも身内ウケといった感じで、あまり良い感じはしなかった。
まあ、しょうがないけど。