伊坂幸太郎 著
麻雀、合コン、バイトetc……普通のキャンパスライフを送りながら、「その気になれば俺たちだって、何かできるんじゃないか」と考え、もがく5人の学生たち。社会という「砂漠」に巣立つ前の「オアシス」で、あっという間に過ぎゆく日々を送る若者群像を活写。
特に派手さは無いものの、複線が後に繋がっていく手法はまさに伊坂氏らしい一冊だと思います。
ただ、今作はその複線が見え見えでした
何なら、自分で考えていた結末の方がもっと派手な想像をしていただけに、ちょっと拍子抜け。。。。。
伊坂氏の作風を知らなければきっと数倍は楽しめた気がします。
でもそれはそれで、読み進めながら答え合わせをしていく感覚で楽しめましたけどね
小説でも映画でも、同じ時間を過ごすなら、終わった後面白かったと思える方が得ですよね。
ちなみに、麻雀にある程度詳しくないと少し分かりにくいかな?
この本読んでたら、久しぶりに麻雀が打ちたくなりました
ところで上の写真ですが、娘2号が悪戯に入り込んだだけですのであしからず。。。。。。
なかなか退いてくれないので仕方なしにそのまま撮りました