5月10日、高尾山に登って来た。花粉が落ち着いたので行ったのだが奇しくも昨年と同じ日になった。天気に恵まれて良かった。
新緑は気持ちが良い。リフト乗り場前では、いきなり鶯が「ホーホケキョ」と迎えてくれた。鶯はいつも宮城道雄作曲「初鶯」と「小鳥の歌」を思い出す。
やはり運動不足で薬王院からの階段がきついので休み休み登る。
新緑の中、深呼吸をしながら山頂に着いた。肺の中のよどんだ空気が一気に入れ替わったようだ。この時季の富士山はおおむね綺麗に見える。人はそこそこに混んではいる。外国人が増えて来た。
11時30分、山頂では持参のおにぎりを食べ、下山後の一杯を楽しみに混んできたので急いで降りる。
帰りのリフト券売機の前列の人が、「木曽御嶽百草丸」と大きく染め抜いた青地のTシャツを着ていたおばさんがいたので、つい声をかけてしまった。
百草丸は木曽の有名な胃薬である。都心の有名薬局でも売っているし、私も常備薬として愛用している。どうやら旅行で購入したらしい。
下山後は一杯のビールとマルゲリータピザで満足した。
10月17日高尾山に登った。久しぶりである。
この日は知らずに行ったのだが薬王院で大祭があり、高尾山口駅で降りたところ、大勢の巫女さんのように着飾った「稚児」がいた。付き添いの親たちの法被の襟には「稚児修行」と筆字で書かれていた。
私は相変わらずリフトで行ったが、稚児たちはケーブルカーだったので再び山上駅前で会った。
暖かく好天で幼稚園児や団体もいた。未だ紅葉には早く、そんなには混んでいない。
薬王院を過ぎて私の定点観測のモミジは未だ緑だ。
この通り山頂の標識はかなりすすけて来た。山頂ではがっくし。富士山が見えない。好天だったので期待して行ったのに。
未だ11時前だったがいつもの場所(山頂を通り越したところ)で、ベンチに座り持参のおむすび(鮭)を食べた。隣の木の周りに囲いがあったが気にせずに食べていた。食べ終わって何気なくその表示を見てぞっとした。「スズメバチがこの辺に飛んでいますので注意」と書いてあったのだ。あわててその場を離れた。
相変わらず下山してから高尾の「たまの里」でビールは久しぶりに大瓶で喉を潤した。歩数計では13000歩で万歳の表示が出た。
紅葉を見ようと11月9日出かけた。自宅発9時30分。
私のスケジュールと天気が合致したからである。
高尾山口駅で降りるともう、幼稚園児や中国語の大きな横幕を広げて記念撮影をしていた。
ここはリフトの清滝駅前の広場である。写真は帰りに撮影した。紅葉はもう少しだ。
定点観測の薬王院から階段上のモミジは未だ赤くなっていない。階段上の女性がなかなか進んでくれなかったので、随分我慢して撮影した。
11時過ぎ、山頂での富士山は残念ながら曇っていた。だから富士山のあるべき場所が違って写ってしまった。もう少し左側のくぼんだあたりの上のはずである。
私の安いカメラでは綺麗に映っていないが、ここでモデルさんらしい人が撮影をしていたので、私もと思った。
高尾山の標識があるところは、もう少し綺麗に咲くはずだ。
登りは足の筋肉を鍛えて無いからきつい。特に上がり坂と階段だ。もう途中で止めたいくらいだ。
それでも頂上でおむすびを食べ、下山して又、「たまの里」で一杯とざるそばでやると、やはり最盛期の紅葉時にもう一回は来なくてはと思う。健康の為にも。
だが、不思議と前回より今回の方が、翌日の筋肉が痛くならなかった。
今年4回目の高尾山は11月21日に行った。やはり紅葉たけなわとあって前回より混んでいる。耳にする中国語が多くなって来た。
清滝駅前の広場はすっかり紅葉していた。
いつものとおり、リフトに向ったが、今回は流石に行列が出来て少し並んだ。
時々何かでリフトが止まる事があった。途中の空気が気持ちが良い。やはり紅葉は進んでいた。
やがて駅に着く前、前のリフトの2人組の一人が右側に降りたので、係員が大声を出して左側に行くように指示したのだが、右側で降りたのでリフトを止めてしまった。その後は再開した。
今回は女坂を登る。吊り橋コースを取った幼稚園児らの「ヤッホ―」が下から聞こえて来て、私も返事をしてやった。
薬王院の天狗の上の紅葉はもっと綺麗なはずだったが写りが悪い。定点観測の紅葉はちょうど良かった。
まもなく頂上。坂道の紅葉は思った程綺麗でない。右は山頂の紅葉で綺麗だった。(前回と同じもみじ)
今回は涼しく、ほとんど汗をかかなかった。天気は良かったのだが、高尾山頂ではがっくり。又も富士山は雲がかかり、全く見えなかった。
例により、山頂でおにぎりを食べ、下山後、今度は高尾山口駅前の「Fumotoya」で「ビールと前菜セット」を注文した。1078円だった。
今年5回目の高尾山は11月30日である。11月だけでも3回登った事になった。
今回は高尾山からもみじ台まで足を延ばそうと思った。混んではいたが、さすがに幼稚園児や小学校生はいなかった。
リフトに乗ったが、今回が一番紅葉がきれいだった。特に途中、日の当たる「満天星ツツジ」が真っ赤っかである。
薬王院に入ろうと思ったら、ちょうど11時から始まる御護摩修行に遭遇した。本堂に向けて法螺貝を鳴らして歩く。傘の下は貫主である。
定点観測の薬王院裏の鳥居の紅葉はもう終わっていた。
今回は富士山が見えた。左側は高尾山の頂上から。右の写真は「もみじ台」からの写真である。
久しぶりに富士山を見た。頂上は混んでいるいるので、もみじ台で昼を取ろうと向かったが、残念ながら木の椅子が一杯に埋まっていて、仕方なく写真だけ撮ってすぐに再び、高尾山に戻った。
相変わらずの鮭おにぎりとお茶。やはり前回真っ赤だった紅葉はもう落ち始めていたが、順番に紅葉するので見どころはある。寒くなって来たから、もう今年はこれが最終だと思う。
今回は下山して高尾駅で降り、又「たまの里」に行ったのだが、「地酒セット」は寒いので今回は「焼酎(黒霧島)のお湯割り」にした。つまみの「山かけ」が小さな器になって来た。「揚げだし豆腐」も出たが、腹には少ないので「ミニネギトロ丼」も注文した。いい気分になった。
12月15日の朝のTBSテレビ「ラヴィット」の番組内で「高尾山」を放映していた。
小仏方面の蛇滝から登るコースを撮っていた。やはり紅葉のポイントで私と同じ、薬王院の上の階段の鳥居前で写していた。それは真っ赤で見事な紅葉ぶりだった。