松阪西中2年の凌之、後期期末試験が来週の24日から始まる。
凌之も敬太同様、松阪からの密航組。
中学の1年先輩となる敬太に頼んで、去年の後期期末試験を探して持ってきてもらった。
よく似た問題が出ればラッキーだ。
凌之の欠点は威勢のなさだ。
これって密航当初の敬太も同様。
松阪西って去勢された受験生のファームかいな。
外見はジャイアン、中身はノビ太・・・こんな凌之だが、密航初日から志望校は松阪高校だと断言してきた。
凌之に動揺はあった・・・僕なんかが松阪高校に受かるはずはありません・・・てな小市民感覚。
これを打破するのに敬太の今を利用した。
同じ中学ゆえに敬太の密航当時の成績の悪さはリアルに分かる。
なにしろ敬太、担任からは「松阪高校なんて到底無理」とのご神託を頂いている。
そんな敬太を松阪高校に合格させる。
それが凌之のこれから1年間の受験期のモデルとなるはず。
その意味では敬太をどうしても松阪高校に合格させなければならない。
逆に言えば、敬太が合格することで凌之の心の中にわだかまる己に対する自信のなさはなかり解消される。
極論すれば、松阪高校合格に半分ほど近づく。
昨夜は週に一度の松阪サーキットが、追加の二度目のサーキット。
戻ってきて、森下を誘って結香(久居高1年)を送る。
帰りに『開花屋』で「野武士ラーメン」
量の多さに降参、少しばかり残して退散。
そして数学の全国入試問題を見ながら沈没。
酒を飲まずに寝たせいか、朝5時に起きる。
野武士になれない軟弱な胃の重さも手伝って、久しぶりに歩き出す。
野口町から桃園駅、新家に下っていって木造界隈から工事中の中勢バイパス沿いに高茶屋まで。
最近迂回している『王将』近くの165号の工事、どうやら中勢バイパスの高架工事か。
塾に戻るとニコチネルの万歩計は12868を差している。
歩きながら考えていたことは、ある女の子のこと。
今はまだ書けない。
しかし、その女の子がウチの塾で過ごした5年間をできるだけ忠実になぞっている俺がいた。
今日という日は、その子にとってとてつもなく重い日となる。
郁(22期生・津商業2年)がやって来た。
沖縄への修学旅行の帰りだ。
お土産が『ちんすこう』なら首を絞めるつもりだったが、『沖縄・赤いも・シューケーキ』
ありがたい。
しかし、中学生には行き渡ったが、高校生の分が足らない。
どうやら、塾生の数が増えてきている。
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