羽島は長良川と木曽川、二つの大河に挟まれた地域にある。
少し北へ行くと墨俣だ。
墨俣から南東方向へ美濃街道が走っている。中山道(東山道)と東海道を結ぶ脇街道だ。
越前から奥越大野・白鳥を抜け郡上八幡へ抜けるルートも美濃街道と云うし、越前と美濃を合わせて越美というのだけれど、どちらかというとローカルなのか、岐阜・愛知の美濃街道の方がよく知られているのだろう。
墨俣で長良川(墨俣川)を渡り、東へ行けば木曽川を渡らなければならない。メインは渡し舟だったろうが、特別な時には舟橋が掛けられる。
木曽川西岸三ツ柳と東岸の起(おこし)宿を結ぶのだ。濃尾大橋の少し南の地点となる。木曽川の西岸が美濃で、東岸は尾張となる。
三ツ柳の舟橋址、叢だ。
起側
起宿のあたりに尾西歴史民俗資料館がある。なかなか面白い展示だった。
象のルート↓ 暴れて逃げたり、大きな箱状の中に乗せたり大変だったみたい。
木曽川の土手の下を潜り、河岸に出れる陸閘が作られている。昭和29年製。
木曽川