物忘れ防止のためのメモ

物忘れの激しい猫のための備忘録

美濃路 起宿 尾西歴史民俗資料館

2021-04-01 | 行った所

羽島は長良川と木曽川、二つの大河に挟まれた地域にある。

少し北へ行くと墨俣だ。

墨俣から南東方向へ美濃街道が走っている。中山道(東山道)と東海道を結ぶ脇街道だ。


越前から奥越大野・白鳥を抜け郡上八幡へ抜けるルートも美濃街道と云うし、越前と美濃を合わせて越美というのだけれど、どちらかというとローカルなのか、岐阜・愛知の美濃街道の方がよく知られているのだろう。

墨俣で長良川(墨俣川)を渡り、東へ行けば木曽川を渡らなければならない。メインは渡し舟だったろうが、特別な時には舟橋が掛けられる。

木曽川西岸三ツ柳と東岸の起(おこし)宿を結ぶのだ。濃尾大橋の少し南の地点となる。木曽川の西岸が美濃で、東岸は尾張となる。

 三ツ柳の舟橋址、叢だ。

 起側

起宿のあたりに尾西歴史民俗資料館がある。なかなか面白い展示だった。

象のルート↓ 暴れて逃げたり、大きな箱状の中に乗せたり大変だったみたい。

木曽川の土手の下を潜り、河岸に出れる陸閘が作られている。昭和29年製。

 木曽川

 


岐阜羽島 円空資料館

2021-04-01 | 行った所

岐阜羽島の新幹線の駅の近くはかつては何もないところにポツンと駅がある印象だった。もともと政治駅で、大野伴睦という岐阜選出の政治家が剛腕をもって造った駅だそうである。北陸線との乗換駅米原と大都市名古屋の間の駅だが、もとより乗り降りしたことはなかった。
それはともかく、数十年がたってくればそれなりの佇まいはできてくる物らしい。

この辺はJR線は走っていない。新羽島駅を終始点として乗り入れているのは名鉄竹鼻線である。JRの東海道線は大垣や岐阜を通るのである。

駅前には円空のモニュメントもあるが、大野伴睦夫妻の像もある。

 


中観音堂円空仏の資料館に行ってみる。

境内の桜が満開だ。

予備知識無しで行ったら円空の出生地だった。

 

羽島の西、長良川を渡ると、新幹線からも高速道路からもよく見える一風変わった建造物がある。巨大な太陽光パネルの塊だった。ソーラーアークというらしい。三洋電機がこさえたが、今ではパナソニックのものとなっている。近づくとびっくりするほど大きかった。