物忘れ防止のためのメモ

物忘れの激しい猫のための備忘録

恭仁京趾(山背国分寺趾)と周辺

2021-04-20 | 行った所

平城京から恭仁京へ、聖武天皇の遷都だ。そこから難波宮、更に紫香楽へ。それからまた平城京へ。まことにあわただしく落ち着かない。無駄の歴史ともいうべきか。

しかし春の恭仁京趾はまことに長閑で美しい。

近くの公民館に史料が置いてあり関連ビデオが見れる。

「例幣使」とは、朝廷がつかわした、伊勢神宮の神前に捧げ物をもっていく使者のことだそうだ。
これには費用が掛かるからその費用を賄うために設けられているのが例幣使料だそうで、この辺の田圃がそうらしい。

碑には「例幣使料境目傍金(?)石也」とあるようである。

この辺りは瓶原とかいて「みかのはら」と読む。「みかのはらわきてながるるいずみがわ・・」ここだったのか。いずみ川は木津川のことだ。恭仁京趾は伊賀の方から西へ流れてくる木津川の北になる。木津川は恭仁京趾のあたりから4kmほど西で、北へ向かって流れを変える。その手前、3kmほどの所に、京都府立山城郷土歴史資料館がある。

椿井大塚山古墳や鋳銭司の関係のものもある。

山城の鋳銭司は恭仁京から東へ2km以上行ったところにある。鋳銭司は「すせんじ」と読むのだが、山城の鋳銭司、銭司は「ぜず」と読む。現代も生きている地名らしい。

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大和三山 藤原宮址

2021-04-20 | 行った所

「香具山は うねびををしと 耳成と 相あらそひき 神代より かくにあるらし いにしへも 然にあれこそ うつせみも つまを あらそふらしき」

とりあえず一番はっきり見える耳成山を目指す。

前に池があり、公園もある。裏側にも小さな祠と登山道がある。

真直ぐ南下すると藤原京のはずだ。


藤原京資料室(何故かJAの施設の2Fにある)がある。

朱雀大路址

北方、大極殿跡等を挟み耳成山↓

 西、畝傍山

朱雀大路から西へ500mほど行った所に西南隅に当たる場所があった。

東へ香久山の方へ行ってみる。
耳成山や畝傍山は端正な円錐に近い山なのに、香久山は山形がよくわからない。


天岩戸神社というのがあったので寄ってみる。


香久山中腹を道が走っている。万葉の森公園とある。少し歩く。

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