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タイ、石油・天然ガス施設プラットフォーム
熾烈な死闘を繰り広げてきた、ロスチャイルド財閥とロックフェラー財閥の企業が、1993年を起点として、和解に向けて動き出した記事を書いております。
前前回の投稿
・ロスチャイルド財閥-181 クリストファー・コロンブス・プロジェクト エクソンとシェルの共同事業
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/preview20?t=1674629593780
前回の投稿
・ロスチャイルド財閥-182 北海ブレント油田開発 シェルとエクソン共同
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/627c00a4042c7e425f984d0e86710a7e
からの続き
中東、北欧に次ぎ、さらに東南アジアでも、ロイヤル・ダッチ・シェルとタイ石油公社が共同で、タイに石油精製施設を建設することが決定しました。 総工費24億ドルのうち、15億ドルをロックフェラー系のチェース・マンハッタン銀行が主幹事となり、日米欧の19の銀行が協調融資することになりました。
アメリカからは、チェースと連合を組むロックフェラー系ケミカル銀行も参加します。 早ければ5月にも融資契約に調印です[1999年4月23日付『日本経済新聞』]。
チェース・マンハッタンといえば、米財界保守本流のロックフェラー財閥の中核となっている銀行です。 チェースが主幹事となって、シェルに協調融資をする。 しかもケミカル銀行も、ベーカー元国務長官派の米財界保守本流の銀行です。
チェース主幹事の意味は、米ロックフェラー財閥と英ロスチャイルド財閥が、本格的に和解に至ったということです。 2月の朱鎔基とイブリン・ロスチャイルドの会談、そしてベネズエラでの「クリストファー・コロンブス・プロジェクト」。 これらの動きが1993年の4月についに大きく結実したことを表しています。
中東和平の展望が開けたこの好機に、経団連は4月25日~5月1日、初めての公式使節団をイスラエルに派遣しました。 4月23日付け『日本経済新聞』によれば、団長は、三好正也経団連事務総長で、9大商社はすべてこのミッションに参加しました。
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