バイデン米大統領ら米欧首脳が対応を協議=AP
【リバプール=江渕智弘】
バイデン米大統領やスナク英首相ら米欧5カ国の首脳は9日、パレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃を受けて電話協議した。
イスラエルに「揺るぎない結束した支持」を表明し、ハマスを非難する共同声明を出した。
ドイツのショルツ首相、フランスのマクロン大統領、イタリアのメローニ首相も参加した。
共同声明で「ハマスのテロ行為には正当性も合法性もない」と指摘した。イスラエルに対する支持を表明したうえで「イスラエルと敵対するいかなる当事者もこの攻撃を利用して優位に立とうとする時ではないことを強調する」とくぎを刺した。
イスラエルが自国を守れるように「今後数日間、結束し協調していく」と訴えた。