24年の半導体市場は2年ぶりプラスに=ロイター
米調査会社ガートナーは2024年の半導体市場が23年比16.8%増の6240億ドル(約91兆円)になるとの予測を発表した。
生成AI(人工知能)を活用したサービスが広がり、高性能半導体の需要が増える。デジタル不況が一服し、記憶用のメモリーやCPU(中央演算処理装置)の引き合いも強まる。
増加は2年ぶり。25年は7210億ドルと、24年比15.5%の成長を見込む。
生成AIに使う画像処理半導体(GPU)やパソコンなどに使う半導体メモリーDRAMは供給が需要に追いつかない状態となっており、24年以降も需要拡大が続く見込みだ。
足元では新型コロナウイルス下での巣ごもり需要からの反動で、パソコンやスマートフォンの消費が落ち込んでいる。メモリー半導体は23年に38.8%減となるものの、24年には66.3%の成長で回復する。
日経記事 2023.12.05より引用