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半導体材料とは 国内勢に競争力、AI普及で需要拡大

2024-09-30 09:31:02 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業

▼半導体材料 

半導体の製造プロセスで必要になる材料。半導体に回路を形成する「前工程」では基板に使うシリコンウエハーや、基板上に回路パターンを形成するのに使う感光材料のフォトレジストなどが代表例だ。

最終製品に組み立てる「後工程」では、チップを切り分ける工程で使うテープなどが主だ。

 

 

 

人工知能(AI)を搭載した機器の普及や、データセンターへの旺盛な設備投資によるサーバーの出荷増により、材料分野の市場も拡大が見込まれる。

調査会社の富士経済によれば、世界の半導体材料市場は2029年に583億ドル(約8.3兆円)と23年実績から35%拡大する見通しだ。

 

日本は材料分野で競争力が高く、シリコンウエハーやフォトレジストで世界首位の企業を抱える。

回路転写に使うマスクブランクスと呼ばれる材料ではHOYA信越化学工業AGCの3社で世界シェアの100%を握る。先端技術の生命線と言える半導体の主要材料を海外メーカーに依存しないことは、経済安全保障上も重要になる。

 

 


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