エネルギーとAIに関する国際会議で発言するIEAのビロル事務局長(中央、5日、パリ)=IEA提供
【パリ=北松円香】
パリで国際エネルギー機関(IEA)が開催した「エネルギーとAIに関するグローバル会議」が5日閉幕した。IEAのビロル事務局長が発表したサマリーによると、参加者からは人工知能(AI)による電力需要増加に対応するため、原子力や地熱発電などの再生可能エネルギーが重要だとの指摘があった。
同サミットは4日から2日間にわたって開催され、およそ25カ国の高官に加えて米グーグルや米マイクロソフト、日立製作所の送配電子会社である日立エナジーなど民間企業が多数参加した。日本からは松尾剛彦経済産業審議官が出席した。
AIの普及と発展はエネルギーの効率的な生産や使用に役立つ一方で、データセンターの増加で電力需要が急増する原因にもなるとみられている。IEAによると、例えばアイルランドではすでに電力需要の20%をデータセンターが占める。
今回の開催は来年以降の国際会議につなげる狙いもある。25年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)の議長国を務めるカナダは、AIとエネルギーを議題として取り上げる方針だ。フランスも25年2月にパリで大規模な「AIアクションサミット」を開催する。
日経記事2024.12.06より引用
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(関連情報)
・ロスチャイルド財閥ー18 キューリー夫人
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1feb6656b6dbdb2c32f498c6cd841d94
・ロスチャイルド財閥ー19 キューリー夫人とRTZ(リオ・チント・ジンク)そして原子力産業 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3f899728fe268d13f0714305cf0ad65b