これ から始まった事が、色々進展して、包装紙から色紙になった。
書道のお稽古日に、包装紙に書かれた実物と私が検索して分かったことを
簡単にメモ書きした物を、先生に見てもらった。
先生は私のその乱雑なメモ書き(恥)を「これ貸してください」、と持ち帰り、
なんと色紙に清書して来てくださった
立派になって、戻ってきて、びっくり!(わらしべ長者的!)
「聞仏法僧鳥」 弘法大師詩
閑林独座 草堂暁
三宝之声 聞一鳥
一鳥有声 人有心
声心雲水 倶了了
色紙を眺めながら、あらためて、この詩の題で検索してみると、
「後夜聞仏法僧鳥」という題で詩吟で歌う姿がユーチュブでたくさん出て来た!
詩吟の世界では有名な詩なのかもしれない。
始まりは、ン十年前の一筆。
その一つの言葉を、今頃になって、こうやって調べたりしていることが信じられないことだし、
今まで全く見ることもなかった吟詠の映像を見ることまでたどり着いた。
そして、簡単に調べる事ができる今の便利な世の中。
昔では調べようにも手も足も出なかった。
パソコンを使わない先生(84歳)は、こんなに簡単に調べている私をすごい、と
思っているようなのだが、
「先生、そうじゃないのよ、すごいのはパソコンの中のデータなのよ。」
私の頭の中は右から左へ通り抜けるだけ