年末の忙中から抜け出して(多忙のふりしてるだけだけど
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)国立能楽堂に行く。
趣味として狂言を長い間習っている知り合いの、発表会。
すでに何回かお誘いを受けて見せて頂いている。皆さん芸達者!
今回も狂言の楽しさを存分に楽しんだ。
狂言というと柱のある舞台に数人がたち、笑いのある楽しい話が繰り広げられていくが、
きょうのトリはその舞台と廊下?に30人以上が登場する「唐相撲」という演目。
舞台上、唐人に扮した人でいっぱい! 狂言に唐人というのも珍しい。
言葉も歌もなんだかへんてこ中国語(にも聞こえなかったが:笑)で、それすら可笑しい。
登場するのは一人の日本人相撲取りとその他は全て唐人。
その日本人相撲取りが何人もの唐人と相撲をとるが、コミカルに楽しくアクロバティックに可笑しく、
次々と唐人を倒していく。
なかなか普段は見られない演目らしい。
とにかく楽しくて、狂言の面白さを改めて知る。
押し迫った暮れの一日。笑って年を納められたようで、ラッキー!