
よく知ったこの街を、高い建物から眺めた。
足下から幾重にも重なる遙か遠くの山々までよく見える。
日頃、地表をてくてく、あるいは乗り物で移動している分には見えない景色だ。
見覚えがある建物同士の位置関係も、道路の曲がり具合も頭で理解していたのとは違っていて、
見慣れた景色が新鮮に映った。

中央の、横に引いた線のようなのは、時々、通る橋。
自転車でこちらから向こう(右から左の方向)に行くにはずっと上り坂で結構きつくて、
いつもふ~ふ~いいながらの登坂だが、
こうしてみるとたいした坂じゃなくみえるのが、・・・なんか、くやしいっ!