Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

コソボ潜入

2008年09月28日 20時55分16秒 | クロアチア旅行記2008年8月
本日の写真も全てビデオから落とした静止画である。
 「Eos5D写真三昧」というタイトルのくせに、前回に引き続き5Dの写真を一枚もUPしていないのであるが、この8月28日~29日の二日間の行軍は、私にとって記録的な大強行軍であり、ほとんどの時間を運転に費やしたために、カメラで撮影する時間がなかった事を、まずは言い訳しておきます。

ibar川が右手に見える。ibar川は西から東に流れており、我々はibar側の北側の川沿いを西から東に向かって走っている。やがてibar側を南側に横断する橋が見えてきた。この橋を渡れば、もうコソボである。時刻は午7時頃である。
 橋を渡ってしばらく走ったところで検問があった。パスポートを見せると検問所の男はこう言った。「ここから一キロメートル先にNATOがいる。そこに行け」

NATOである。そう、あのNATOだ。北大西洋条約機構のNATOである。ibar川からコソボ側地域は、国連コソボ暫定行政機構(UNMIK)の管轄下にある。一キロ先に、実質的な国連軍たるNATOの検問所があるのだ。

写真は一キロ行った所のUNMIK管轄下にある検問所。検問所での写真撮影はご法度であるが、勇敢にもビデオ撮影した。写真がピンボケで曲がっていることについてはご容赦いただきたい、これが限界である。
 なかなかの厳重態勢である。UNの装甲車が見える。バリケードもあり、有刺鉄線もある。停戦状態にあるとはいえ、緊張感を感じる。これを見てしまうと、いままで陸路で越えてきた国境検問所など駅の改札口並に見えてしまう。いよいよコソボ入国である。



検問所の出口の写真である。実はこの後も何度も検問で止められることになる。



ここでも検問を受ける。軍備的には一番物々しい所であった。左側の柵の中には戦車数台、装甲車が多数が止まっている。場所はkosovskaMitrovicaの町の数キロ手前である。



コソボの警察。車内に二人の警官が乗っていた。エンジンも掛かっておらず、ライトも点けていない。見張りですか。