リゲルの思いつくままに

PLANET-EARTH

・・・ FOR YOU ・・・

「THE GRID」・・・

2009年01月29日 | Weblog

・・・週末には雨になる予報。
久しぶりにDVDを見る。

タイトルは「グリッド」 対テロの問題の最前線-------------
「24」よりリアルで衝撃的な超一級のエンターテイメント!

以前、全米TNTで放映された本作は、物語の緻密さに加えそのテロ描写のリアルさが話題となった。
平穏なロンドン市内に、ある日突然サリンが撒かれてるという重大テロが発生、米国のNSC,CIA,FBIと英国のMI5、MI6という実在の諜報機関が互いの垣根を越えたチームを組んでテロに立ち向かうというもの。
ともすれば善VS悪という単純なストーリー設定になりがちだが、この作品が“GRID=網の目”と名付けられとところに、込められた意味の複雑さと二重、三重の複雑さが伺える。 『網の目』のように仕掛けられたテロが世界中に勃発し、それを退治する側もまた『網の目』のようなネットワークを駆使し、テロ細胞を制圧していくという展開はエンターテイメントとしても一級の「24-TWENTY FOUR」を彷彿とさせる。
だがここでは、浮き彫りになる各情報機関の縄張り意識や摩擦、9.11テロ被害者の心の問題、米国で暮らすアラブ系移民が背負う十字架など、様々な人間模様がじっくり時にドキュメントを思わせるほど真に迫って描かれる。
さらにこの物語では、テロと闘う側の奮闘を描写するだけでなく、テロに加担してしまう側の内情や心の葛藤にも焦点をあて、現代資本主義社会が抱える光と闇の様々な問題を我々に投げかけてくる。

※ 僕のブログは読んでも、理解が出来そうもない連中が多いので無理に訪れるに     

   如かず

 

コメント
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