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「世界で最も偉大な科学者は・・?」

2009年09月12日 | Weblog

’世界で最も偉大な科学者は?’と云う質問に、I・アシモフは次のように答えている。
もしこの質問が、世界で二番目に偉大な科学者はだれか、というのであれば、答えは多分不可能だろうと云う。
彼に云わせれば、ナンバー・トウの地位を要求する科学者は少なくとも1ダースはいるというのだ。例えば、A・アインシュタイン、A・ラザフォード、ニールス・ボーア、ルイ・パスツール、C・ダーウィン、ガリレオ、マックスウェル、アルキメデス、その他みなその中に入る。
しかし、ナンバー・ワンはだれかとなれば、問題は全く別。科学史家の大半は即座に、アイザック・ニュートンこそ世界が生んだ最高最大の科学者であると主張するだろうと云う。
人格的に彼は多くの欠点をもっていたにも拘わらず、彼は微積分を完成し高等数学の基礎を置きましたし、日光をスペクトルの各色に分解する実験を通して、現代光学の基礎も確立した。運動の法則を完成し、現代物理学の基礎を築き、また万有引力の法則を完成し現代天文学の基礎を確立した。これら四つの業績のどれ一つを取ってみても、それ自体、彼を最大の科学者と呼ぶに値する。
ニュートンの場合より重要なのは、その発見もさることながら、それを提示した方法である。
1687年ニュートンはラテン語で書いた『プリンキピア・マセマティカ』を出版。
この本の中で、彼は、運動の法則や、万有引力、その他数多くの理論を発表し、数学を、厳格なギリシャ・スタイルですべてを完全無欠な優雅さで組み立ているのである。

 

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