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羽鳥書店まつりin駒込・光源寺 に行く。
お寺の境内で行われていた青空古本市。
池袋の古本屋でチラシをもらって、面白そうなので、行ってみた。
羽鳥書店とは人文系の小出版社とのこと。
膨大な社長の蔵書を売っ払うために開かれた古本市らしい。
硬軟バランスの取れたそそられる本がたくさん並んでいた。
とんでもない読書家だな。
山田深夜『横須賀Dブルース』(寿郎社)を100均で購入。
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甘酒を出してくれし、寒空の梅花を見ることもできたので、有意義だった。
丸の内・丸善4F「松丸本舗」に行く。
「松丸本舗」は、丸善と松岡正剛のコラボレーションによるショップ・イン・ショップ。
松岡正剛の知の編集術を具現化した本棚が、話題の店だ。
鳩山首相も訪れたそう。
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棚が段違いになっていたり、本が横に積んであったりするのが、ユニーク。
まるで博覧強記の書斎に迷い込んだかのよう。
または知的なヴィレッジ・バンガードの趣か。
本はテーマごとにセレクトされ、関連する本が単行本・文庫・漫画に関わらず並べられている。このような“文脈棚”は、多くの書店でも行われているが、これは決定版なんじゃないだろうか。
セイゴオの美学に貫かれつつ、様々な仕掛けで書物の森に誘い込む。
アントニオ・タブッキ『供述によるとペレイラは…』(白水社)を購入。
いろいろ読まなきゃなあという本はあったが、不意に気になって手に取った一冊。
本との出会いがある本屋は楽しい。
期間限定だと思っていたが、常設らしいので、本好きの方は是非行ってみてほしい。
※松丸本舗の画像は丸善のページより借用