怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ラウラの星 Lauras Stern

2012年01月28日 | ここの品々
友人宅で観たDVDの内容が興味深かったので紹介。


「ラウラの星」(Lauras Stern)という子供向けのシリーズの一作らしい。
この作品でびっくりしたのは中国の様子が比較的きちんと表現されていることだ。
私は中国には一度も行ったことがないが、欧米が描く東洋の様子はかなり頻繁に「何か違う」と感じさせることが多いものだ。
もしかして、中国製作かと思って調べたくらいだ。
原作の著者もドイツ人だ。日本語版は現在の所ない様子なのが残念。

出てくる漢字も一字の手抜きもなくきちんと中国語だ。
一般家庭の台所の様子なども、取材に行ったのかと思われるほどだ。

妙な感情なのだが、西洋の作品がこんなにまで中国をきちんと表現していることに悔しさを感じた。
日本を舞台にした欧米が作る映画って、かなり、奇妙に感じることが多かったからだ。
ま、もしかしたらこの「ラウラの星」だって、中国人に言わせれば違うと思うところもあるかもしれないけど。

悔しいが、仕方がない。
日本のアニメ作品がそのまま欧米で人気であること得意に思ったほうが精神衛生上よろしいかもしれない。
早速図書館で本を借りて読んでいるところ。
原作者のKlaus Baumgartさんよ、次回は日本を舞台にしてくれぇ~


『ラウラの星と不思議なドラゴン、ニーアン』全編をこちらで観ることができる。

比較的やさしいドイツ語が使われているし、もしかしてまったくドイツ語がわからなくても内容を理解する事ができると思うので、お勧め。
冒頭のピアノ演奏はラン・ラン