怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

偽造硬貨をつかまされた私

2013年02月08日 | ここの品々
昨日、スーパーで支払いをしてつり銭を受け取った後、財布にそれを入れるときに気づいた。

ずいぶん形が悪いので、取り替えてもらうようにレジの女性に言うと
「それは私が渡したものではない」との返事。
これくらいの屁理屈はすでに慣れている。たかだか1ユーロくらいのことでもめるのも面倒なので
「そうですか」と去ろうとすると
「銀行で替えてもらいなさい」と彼女は付け加えた。

真ん中が外れてこんな有様に・・・
紙幣の質は日本のそれよりずいぶん悪いとは思っていたが、硬貨もそうなんだ、と妙に感心した私。

さて、家で義両親に見せた。
「これは偽造硬貨だ」
コイン集めが趣味の義父だからすぐにわかったのか、あるいはわたしの目が悪いのか。
「そのレジの女は知っていて、適当な馬鹿な客を選んで渡したのだ」とも。
そうか、わたしがその馬鹿な客だったのかいっ。

ショックな点は二つ。
偽造硬貨が平気で出回っていることと、知っていて平気でそれを別の人に渡そうとする人がいること。
やはり、ここでは人種を区別して態度ややり方を変える人々がいること、だ。
どちらも日本にもいるだろうけど。

成田空港で買い物をしたとき、つり銭が500円玉とそっくりの大きさの外国硬貨があったことがある。、
すぐさま、訴えたら替えてくれた。それが、普通だと思っていたけど、ここじゃあその感覚は通じないとということを改めて自分に言い聞かせた。

義両親は私に「次回からつり銭はちゃんとすぐさま確認して、何が何でも交換してもらいなさい、それは彼らの責任です」
数ユーロのために、レジでけんか腰の会話を私も身につけなさい、ということだ。
こうやって、次第に日本人離れした日本人が仕上がっていく。
はあああ・・・・




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