怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

忘れちゃった昔

2016年01月05日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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この作品、こちらに来てから数度話題になったが、私は一度も観たことが無かった。主役のリチャード・チェンバレンは妙な魅力があるなぁ、と思い、ネットで検索したら・・・やっぱり・・・ゲイだった。
アジア好きの欧州人知人に「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のDVDを借りていて、それを見た直後だった。レスリー・チャンも魅力的ねぇ、どうしてみんな、ゲイなのぉ~

義父はドイツ語版のこの本を持っている。やはり人気のある作品だったのだろう。

さて「将軍」の特典映像中で、製作にかかわった人たちがあれこれ解説していて、興味深いことを話していた。
撮影時には日本人女性通訳を使ったのだが、日本人スタッフたちは彼女の言うことを聞き入れずに困った。
どうしてかというと「女の指示」だから、だったと。
彼女は単なる通訳で、アメリカ人男性監督の指示を言っているだけ、と説明してやっと理解してもらえたと。
この作品の公開は1980年となっている。1970年代や80年代の日本の女性蔑視は凄まじかったのだ、と驚かされる。
ここドイツの最近の事件。某国からの難民が住居を提供されて、その手続きのための担当者が女性だったということで、その難民は「男を出せ」と言ったとか。いろいろあってかなり話題になったらしい。私はこれを読んだとき(義父にも聴かされた)「ひどい国からの難民を受け入れたものだ」と思ったものだ。
いやいや、日本だって3,40年前まではそうだったのをすっかり忘れている! 
日本は急速に欧米風に男女平等観念を身に付けて、欧米と同じ、と得意に持っているだろうが、ちょいと前の記憶をたどればこの有様だ!いや、スイスなど、女性が参政権を確実に持ったのは1990年になってから、とどこかのサイトで見かけたぞ。
その難民は過去の我々、と思える余裕が、奴らとうまくやっていくコツかもしれない。