怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

テーブルクロスに緊張

2016年07月22日 | カテゴリー分けするのに飽き
持ち寄りのパーティに招かれた。
在住外国人女性グループの定期的な集まりがあって、私も初めのうちは参加していた。
毎回難しいテーマについて討論するので、とうとう付いていけなくなって辞めちゃったんだ。
なのに主催者の彼女から声がかかって、彼女の自宅でメンバーを集めちゃうのだから、その大らかさに感謝したい。

白いテーブルクロスが緊張させる。こぼしてしみを付けたら本当に申し訳ない。

私が持ってきた巻き寿司。醤油も持ってきた。あれをこぼしたら、もうテーブルクロス再起不能なのではないか、と他の人たちの心配までしてしまった。
大豆の肉風加工品をしょうがで辛味を効かせて炒め煮したものは好評だった。ここで安価に手に入る材料でできる欧州人向け日本料理風な献立がまた一つ増えたぞ。
右の赤いソースは手作りトマトケチャップだった。非常においしかった。きっと、手間がかかっているのだろうな。トマトも自家製かもしれない。

持ち寄った献立の中に、ひとつも肉料理が無かった。
見えるところでは私の巻き寿司の玉子焼きがたった一つの動物性食品だった。
集まっている女性たちはどちらかというと、母国でも学校でデキの良かった優等生タイプに思えた。
そういう人たちは、肉食を避ける傾向にあるドイツなのかもしれない。
私は単に食べると具合が悪くなることが多いから肉食を避けているだけなので、優秀な彼女たちよりレベルが下。

食後のケーキは二種。チョコレートのかかったのはシリア人女のヨーグルトケーキ。その下はポーランド人の自家製りんごのケーキ。
ヨーグルトケーキはあっさりとしていて日本人向けだと感じた。ああ、それを彼女に伝えるべきだったな!
ポーランド人のケーキはスポンジ部分にウコン粉入りで、それをとても自慢していた。健康にいいって。
二人とも油脂をできる限り少なく使ったという話をしていた。それは私にはありがたい。消化し易いケーキがもっと普及してくれるとありがたい。
 
でもね、その二人、決して細くないんだ。
すでに孫のいるポーランド人は明らかな肥満だ。日頃いかに健康に気をつける食卓を目指しているかとうとうと語っていたので、体調はいいのだろう。
5歳になる子がいるシリア人は、頭巾なし、ノースリーブシャツを着ていたけれど立派なイスラム教徒らしい。今は肥満とはいえないけれど、日本女性標準と比較すると明らかに太い・・・将来、これ以上大きくならないようにしてね、と秘かに思った。

ケーキを食べている間、彼女らの座っている前のテーブルクロスを観察した。
おおっ!
みな、点々としみをつけているではないか!
そうか、付けていいのねっ。
でも、やっぱり、緊張するから、私が来るときは白いテーブルクロスを使わないで欲しいなぁ・・・


外観も大切

2016年07月22日 | カテゴリー分けするのに飽き
ここは食品一般が日本より安い印象だ。
帰省すると、野菜や果物を買うことができなくなってしまうんだもの。米でさえ、日本はえらく高いのはどういうわけだ?こんなことを書くと、日本の農家の人たちの機嫌を損ねてしまうだろうなぁ。
こちらの米や多くの野菜も外国から入ってきているものばかりだし。
さて、もう一つ安いもの。シャンプー。
写真のこの品は先日見つけたかなりお気に入りの品。

リス柄だものねぇ~
子供用全身シャンプーだ。普段、パッケージの柄などほとんど気にしないと自分を自慢していた。

日本帰省土産にどんなものが相応しいかと在独日本人と話し合うとき、やはり、パッケージの美しさが重要であることに気付かされる。


価格の話題に戻すと、この子供用全身シャンプーの値段は100円以下なんだ!(65セント)
日本でも100円ショップで100円のシャンプーを見つけることができるが、どういうわけか、100円ってことで信頼できないんだ。
では、ドイツの100円以下シャンプーだってそうなるはずなのだが、このパッケージに魅了されてしまうのだ。
ああ、ニンゲンってこんなものなのねぇ、と自分を笑っちゃおう。
で、次回の帰省時には100円ショップのシャンプーを気兼ねなく買うように努力しようっと。