怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

眼はぱっちりがかわいい

2017年09月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
近所の難民一家のお母さんから送られてきた写真。

実物とだいぶ違う。
どうしたのだろう、と少し考えてしまった私。
そういう眼鏡が売られているのね?私も欲しいぞ!
彼女ら一家は在独3年ほどなのに、滞在許可が下り、旦那さんは仕事も見つかり、奥さんは来月から就業のためのドイツ語コースに通う予定。
今まで知っているアフガニスタン人たちはかなり長いこと苦労して、強制送還の恐怖に怯えながら短期間の滞在許可を更新しながら過ごしている場合がほとんどだ。
住まいは立派で、ウチの古くて安物ばかりの家具や鍋や食器とは比較にならないほど豪華に暮している・・・(豪華、は言い過ぎかも、新しいのでとても華やいで見えるんだ)。
これからも順調な人生をここで過ごしていくことだろう。

さて、同じアフガニスタン人のSさん。
何度かブログ記事にさせてもらった。自分で書いている記事を読むと、労働許可・滞在許可、送還などいろいろな状況が記録されている。
ひと月ほど前だったか。彼を援助するインゴルシュタット金持ち夫人の最新のSさん情報はこうだった。
「強制送還になりそう」
もう、話がここ1年で進展したり戻ったり、まるでここの難民入国管理は「テキトー」にやっているのではないかと腹が立ってくる。
彼ら独身アフガニスタン人男性が、ドイツで簡単に滞在許可を取る方法はこれだ。
ドイツ人女性との婚姻。
これは多くの国で、その国に長期滞在をしたい人々が挑戦している古典的な手法だろう。
ドイツでは2,30年ほど前までは効果的だったかもしれない。
Sさんの滞在許可を巡って、何人かのドイツ人女性仲間と話題になった。
「多くのアフガニスタン人はドイツ人と結婚してここに住むのを狙っているけれど、もう、ドイツ人が結婚しなくなってきているからねぇ・・・」
20歳代で結婚したいと希望するドイツ人が非常に少なくなっているのだろう。
私の周囲のドイツ人、移民二世の2,30歳代の人々はほぼ全員独身だ。
結婚が意味を成さなくなってすでに長いドイツ。事実婚を選んでいるドイツ人カップルは多数だし、結婚しても離婚に至る例も多い。
アフガニスタン人男性がドイツ人女性との結婚を希望しても、結婚したいと思うドイツ人女性(あるいはドイツ滞在許可を持つ外国人女性でもOKなのだろう)は非常に少ないのだそう。
いくら滞在許可のためとはいえ、まるで気の合わない女と結婚するのも彼らは避けるだろう。
・・・・
いや、こんな話を聴いた。ドイツ生まれの難民二世女性22歳の話。
ネットで彼氏を探した彼女。
両親の母国に住む男性から反応があったそうな。
「もう、たった一度の連絡で『君はかわいい、きれいだ』ってそればっかり。私のことをほとんど知らないのに。私と結婚すればドイツに住んで働くことができるからよ!」と言っていた。
どんな女でも、ドイツに滞在することができるのならOKさ、って人物もぞろぞろ・・・実はそんなのばかり、かな?

真面目で高感度高いSさんは例外さ!
彼に幸運を願う。











義母の誕生日会

2017年09月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
合計でどれくらいのケーキがあったかな。4,5種類だったか。



先週の友人宅での誕生日会のケーキとはだいぶ趣が違う。

初めは男女混ざって食べたりおしゃべりしたりするのだが、長くなると男女が自然に別れてしまう。
 
男女の違い、世代の違いで話題が違うのはいずこも同じ。

この子供たちのお母さん(義母の妹の孫たち)と話すのは楽しかった。
彼女は教員をやっているのだが、頼まれて難民にドイツ語を教えているのだとか。
そのシリア人女性も母国では教員だったそうな。
「状況がよくなったらダマスカスに戻りたいです」と言っているそうな。
本音とも思える一部の難民の考えを聞いて「それは当然だろう」と感心した。
ここで、難民を長くやっても母国の教員として活躍していたようないいポジションを得られるとは限らないもの。
ある男性は母国でアラビア語の教員(つまり、国語だ)をしていたそうな。奥さんは母国に残って歯科医を続けている、と話していた。あれからその夫婦はどうなったのだろう。
安定した仕事を母国でしていて、戦乱のために中断される悔しさは大変なストレスだろう。
・・・そんな思考をしながら義母の誕生日会・・・

夕方からはパンとハムなどの簡単な夕食になった。

みんな、ケーキでおなかがいっぱいのはずなのに、ちゃんと食べていった。