雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

夢の即興曲

2009-02-14 | 雑記
 昨夜、妻の夢に私が登場したらしい。

 そこで私は即興曲を歌っていたらしい。ちなみに私は現実でもときどき即興でオリジナル鼻歌を歌っている。だからだろうが…。



 妻曰く「いつもの(現実の)ときと感じが全然違ってて、すごいイイ曲だった」


 それは、



 リアルでのオレ様の歌は良くない

 ってことですかい?


 妻曰く「どんな曲だったかなぁ…あんまり覚えてないんだ。ちょっと、歌ってみて」




 知らねーよ


 ってか、それってオレの作った曲じゃなくて、オマエの作った曲だろ?
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日傘のお兄さん/豊島 ミホ

2009-02-14 | 小説
≪それは突然だった。保育園の頃、毎日遊んでくれた大好きなお兄さんが、中学生になった夏実の前に現れた。「追われているんだ。かくまってくれないか」なんとお兄さんはロリコン男としてネット上でマークされていて!?こうして、夏実とお兄さんのちょっとキケンな逃避行が始まった―。可愛いだけじゃない。女の子のむきだしの想いが胸をしめつける、まぶしく切ない四つの物語。≫

 よく勘違いされるので言っておくが、私はロリコンではない。そりゃ女子高生が好きだけど、また、女子中学生も好きだけど、まれに、可憐な小学生に目を奪われたりもするけれど……うん、もういいや、ロリコンで。いやさ!綺麗なオネェサンも好きだし、しっとりとした熟女も好きなんだ!
「要するに、なんでもいいんだろ?」
 って言われるのもシャクだから、あえてロリコンでいい。そうさ、オレ様はロリコンさっ!

 ……さて、程よくカミングアウトしたところで、豊島ミホさんの初期作品集『日傘のお兄さん』ですが、どうやらコレは単行本と文庫本では大幅な加筆訂正によってかなり異なるものになっているそうで、今回私が読んだのは文庫本のほうで、三つの短編と表題作『日傘の~』中篇が一本の構成。

 まずは最初の短編『あわになる』。これは、これだけは、単行本時そのままの収録だそうで、それも頷けるような名作だった。なんとなく、川口まどかさんの漫画『死と彼女とぼく』を彷彿とさせるお話で、想いがじんわり沁み込む感じ。ホント、豊島ミホという人は、たまにスマッシュ的にとんでもなく素晴らしい短編を書いてしまう人だなぁ、と思った。

 次が表題作『日傘のお兄さん』。まぁ、ロリコンっていっても、けっこうイケメンのお兄さんだし、相手も中三だし、いんじゃね?っていうか、別にそういうお話ではないので…これは映画とかにすればすごくいいだろうなぁ、って感じ。

 で、次が『すこやかだから』。これはまた、生理やなんやがやってきて、乳が膨らみはじめてきた小学六年生の女の子と、東京から転校してきたナイフをお守りにしているセイテキフノウな五年生男子との幼く淡いエロスの物語。読んでると熱くなります、えぇ、色んなトコが。

 最後は『ハローラジオスター』。本当は漫画家を目指していた作者なだけあって、とっても少女マンガテイストに溢れたお話。主人公の前向きさがなんかイイ。


 こんな感じの四つの物語、ロリコンじゃなくても、もちろん楽しめます。ってか、ロリコンはあんまし関係ないんだってば!
コメント (2)
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