雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

元日からずっと、過敏になっている

2024-11-27 | 雑記
数時間前、地震があった。
ちょうど高速道路のパーキングで休憩をとっていたところ、緊急地震速報がスマホから流れた途端、乗っていたトラックがひどく揺れだした。体感的に長い揺れに感じ、周りでも緊急地震速報のアラームが鳴り続き、どこからか危険を知らせる放送が鳴り出し、騒然としだした。
直ぐに嫁さんに電話したが繋がらない。いつもなら寝ている時間だが、この揺れならきっと起きるだろうと思ったのだが、なかなか出ない。
とりあえず、高速道路を降りようとエンジンをかけると嫁さんから電話がかかってきて「大丈夫」だと聞いてひとまず安心した。
やがてラジオから地震の情報が流れてきて、こちらの方は自分が思ったほどひどい揺れではなかったようだが、震源地が能登の方と聞いて、なんともやるせない気持ちになった。
今年、元日の地震。そのときは仕事中で富山県の高岡市のコンビニに納品中だったのだが、店は尋常ではないくらい揺れ、目の前でお酒の瓶がガシャンガシャン割れていく様を、ただ動けず何も出来ないまま見ていた。あの時は本当に、恐怖しかなかった。
その後、テレビで輪島の惨状を観たり、実際に七尾のほうに配達に行ってひび割れた道路、壁が崩れ落ちているホテル、倒壊寸前の家屋などを目の当たりにして、自然の脅威を覚えるとともに、様々な感情が胸に溜まり、どうにもやるせない気持ちになってくる。
「もう勘弁してほしい」
どこの誰に、何に向かって言うわけでもないが、切実な願いというか、祈りだ。
コメント
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