先日、会社で仕事を教わっている先輩と呑みに行ってきた。先輩(32♂バツイチ)と、先輩の知り合いという女性二人、ともに四十代で一人は子持ちのバツイチ、もう一人は子持ちの既婚者。一応、男2女2ではあるが、まったくもって危険な香りなどはない、いたって健全な呑み会であった。自分も特になにかを期待しているわけでもなく、とりあえずコレが終わったら一人で馴染みの寿司屋に行こう、とずっと思ってたので、抑え気味に呑んでいた。三時間で生中二杯と芋焼酎の水割り三杯というかなりのスローペースで。女性陣のほうは、もう生一杯とチューハイ二杯くらいで切り上げていた。そして先輩はというと、生中四杯くらいですでに出来上がっている状態。というかもう顔が真っ赤で横になったりする始末。
「それじゃあもう、コイツ起こしてお開きにしますか」
といって、先輩を起こし立ち上がらせ、会計まで行ったのはいいが、突然先輩、ふらぁ、とよろけて勢いよく壁に頭を打ち付けやがる。
「うわぁっ!」とかいいながら、とりあえず私は必死に先輩の身体を支えるのだが、全然真っ直ぐに立っていられない状態。しかもものすごく汗だく……。え? 急性アル中? とかも一瞬思ったのだけれども、大声で呼びかければ返事もするし、特に気持ち悪いわけではない、というので、とにかく水を持たせ、先輩の車に乗せて、あとは代行さんに任せた。それを見届けると女性陣は(いや、見届ける前だったな)さっさと帰っていった。
すっかり酔いの醒めた、というかさほど酔ってもいない私は一人、バスに乗って地元に帰りいそいそと馴染みの寿司屋に顔を出した。
そこでいつものように、さわらやイカの刺身、貝の酢の物なんかを肴に生中をことごとく呑んでいたら、四人連れの男性客たちが入ってきた。年の頃は自分とそれほど変わらないか、少し上といったところであろうか。とにかくこいつらの喋るいちいちがイラつく。だが馴染みの店でいざこざを起こしたりするのは道義に反すると思うし、且つ大将も色んな軽口を叩かれながらもそれらを軽くあしらっているのだし、ここは自分もほっとこう……と思っていたのだが、突然、その客の一人が、よせばいいのに私に話しかけようとしてきた。
「お兄さん、この店よく来るの?」だったかなんだったか、そんなようなことを。
ただでさえ、気性の悪い私が、いい具合に酒が入ってきたところに性質の悪い輩にそんなこと言われたもんだから、思わず、
「ハァ?」
と吐き捨ててしまった。するとにわかにその場の空気が「ぴしっ」ときたようで、自分も「オラ、くるならこいや!」モードに入ったのだが、すかさず大将が、「あ、こっちはほっといてやって」と場の空気を自然に戻してくれた。
いやそれにしても、どう考えても大の男四人を相手にして一人で勝てるわけねーだろ、と今にして思うのだが、たぶんヤバくなったら大将がなんとかしてくれるだろう、とかいうのがあったんだと思う。サンクス大将! いやさ、Kちゃん。
というわけで、その後、まだまだ呑み足りない、というか話したりない感じの私は、店じまいを終わらせたKちゃんと二人で近所のコンビニへ行き、ビールとつまみを購入して(この辺りから実は記憶がヤバイ)あれやこれやと語っていた、みたいだ。
それから3時だか4時だか知らないが、いいかげんに帰宅したというのに私は無意識の態でウィスキーの水割りなどを作り、たぶんそれを一口くらい流し込んだ時点で、その場に突っ伏してしまったらしく、朝起きてきた女房の怒号によってふらふらと起き上がって布団に向かった次第である。
いやそれにしても、久々の連休で久々の呑み、というのもあって、いくらでもビールが入っていく状態にあった。そして久しぶりに気持ちよく酔っ払って、翌日久しぶりにとことん気持ち悪さを味わえたのであった。
「それじゃあもう、コイツ起こしてお開きにしますか」
といって、先輩を起こし立ち上がらせ、会計まで行ったのはいいが、突然先輩、ふらぁ、とよろけて勢いよく壁に頭を打ち付けやがる。
「うわぁっ!」とかいいながら、とりあえず私は必死に先輩の身体を支えるのだが、全然真っ直ぐに立っていられない状態。しかもものすごく汗だく……。え? 急性アル中? とかも一瞬思ったのだけれども、大声で呼びかければ返事もするし、特に気持ち悪いわけではない、というので、とにかく水を持たせ、先輩の車に乗せて、あとは代行さんに任せた。それを見届けると女性陣は(いや、見届ける前だったな)さっさと帰っていった。
すっかり酔いの醒めた、というかさほど酔ってもいない私は一人、バスに乗って地元に帰りいそいそと馴染みの寿司屋に顔を出した。
そこでいつものように、さわらやイカの刺身、貝の酢の物なんかを肴に生中をことごとく呑んでいたら、四人連れの男性客たちが入ってきた。年の頃は自分とそれほど変わらないか、少し上といったところであろうか。とにかくこいつらの喋るいちいちがイラつく。だが馴染みの店でいざこざを起こしたりするのは道義に反すると思うし、且つ大将も色んな軽口を叩かれながらもそれらを軽くあしらっているのだし、ここは自分もほっとこう……と思っていたのだが、突然、その客の一人が、よせばいいのに私に話しかけようとしてきた。
「お兄さん、この店よく来るの?」だったかなんだったか、そんなようなことを。
ただでさえ、気性の悪い私が、いい具合に酒が入ってきたところに性質の悪い輩にそんなこと言われたもんだから、思わず、
「ハァ?」
と吐き捨ててしまった。するとにわかにその場の空気が「ぴしっ」ときたようで、自分も「オラ、くるならこいや!」モードに入ったのだが、すかさず大将が、「あ、こっちはほっといてやって」と場の空気を自然に戻してくれた。
いやそれにしても、どう考えても大の男四人を相手にして一人で勝てるわけねーだろ、と今にして思うのだが、たぶんヤバくなったら大将がなんとかしてくれるだろう、とかいうのがあったんだと思う。サンクス大将! いやさ、Kちゃん。
というわけで、その後、まだまだ呑み足りない、というか話したりない感じの私は、店じまいを終わらせたKちゃんと二人で近所のコンビニへ行き、ビールとつまみを購入して(この辺りから実は記憶がヤバイ)あれやこれやと語っていた、みたいだ。
それから3時だか4時だか知らないが、いいかげんに帰宅したというのに私は無意識の態でウィスキーの水割りなどを作り、たぶんそれを一口くらい流し込んだ時点で、その場に突っ伏してしまったらしく、朝起きてきた女房の怒号によってふらふらと起き上がって布団に向かった次第である。
いやそれにしても、久々の連休で久々の呑み、というのもあって、いくらでもビールが入っていく状態にあった。そして久しぶりに気持ちよく酔っ払って、翌日久しぶりにとことん気持ち悪さを味わえたのであった。
最近は案外規則正しい生活送っとるし、たまに君と乱れた時間過ごすと楽しいわ♪
芝生ちゃんの由来は直接メールにて(笑
なんか色々熱く語ったことはおぼろげにしか憶えてないけれど、過ごした時間の楽しさはちゃんと憶えてるから。また呑んで語って笑おうねー。