≪「お姉ちゃんは最高におもしろいよ」と叫んで14歳の妹がしでかした恐怖の事件。妹を信じてはいけないし許してもいけない。「劇団、本谷有希子」の第1回公演の演目を大幅に改稿した小説。第18回三島由紀夫賞最終候補作。≫
やっぱり、映画を観てから原作ではなく、原作を読んでから映画が鉄則だな・・・。
いや、それよりこれは、まずは演劇ありきの作品だし、ちくしょう!とっても観たいぜ!『劇団、本谷有希子』
と、それはともかく、やはりこれは、本谷有希子女史の代表作だけあって完成度が高いですね。キャラクター設定にしろ、緻密な情景描写にしろ、ぐんぐんと流れ出すストーリーにラストのオチ(?)にしろ、映画を先に観ていなければ、かなりハマれたんだろうなぁ・・・やっぱ、どうしても映画のキャスティングを頭に描いてしまうわ、ストーリーが分かっててドキドキ感が薄れるわ、で・・・まぁ、微妙に映画とは異なる箇所がいくつかあって、「ほほう」とか「あー、これは映画のほうがいいなぁ」とか、そういうとこで楽しみながら読んでたけど。
でも完成度が高い分、いつもの本谷さん描く『キレキャラ』のキレ具合が抑えられてて、ちょっと物足りなさを感じてしまった。きっと、ストーリー重視なのであんまり派手にキレられては収集がつかなくなるのであろう、そういう風に作品を仕上げられる本谷さんは、やっぱスゲーや、と思いました。
カバーイラストが山本直樹というのも、また、いい☆
やっぱり、映画を観てから原作ではなく、原作を読んでから映画が鉄則だな・・・。
いや、それよりこれは、まずは演劇ありきの作品だし、ちくしょう!とっても観たいぜ!『劇団、本谷有希子』
と、それはともかく、やはりこれは、本谷有希子女史の代表作だけあって完成度が高いですね。キャラクター設定にしろ、緻密な情景描写にしろ、ぐんぐんと流れ出すストーリーにラストのオチ(?)にしろ、映画を先に観ていなければ、かなりハマれたんだろうなぁ・・・やっぱ、どうしても映画のキャスティングを頭に描いてしまうわ、ストーリーが分かっててドキドキ感が薄れるわ、で・・・まぁ、微妙に映画とは異なる箇所がいくつかあって、「ほほう」とか「あー、これは映画のほうがいいなぁ」とか、そういうとこで楽しみながら読んでたけど。
でも完成度が高い分、いつもの本谷さん描く『キレキャラ』のキレ具合が抑えられてて、ちょっと物足りなさを感じてしまった。きっと、ストーリー重視なのであんまり派手にキレられては収集がつかなくなるのであろう、そういう風に作品を仕上げられる本谷さんは、やっぱスゲーや、と思いました。
カバーイラストが山本直樹というのも、また、いい☆
なんとかなるかな?なんとかなりそうだと思ってるだろ?ノロたんは(笑