雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

永遠と横道世之介/吉田修一

2024-07-08 | 小説


横道世之介シリーズ三作目。
とにかく吉田修一作品は大好きなので、ほぼ読んでいるのだけれど、とりわけこの横道世之介シリーズは本当に面白くて、なんか深い。
確か一作目の「横道世之介」の感想ブログに書いたような・・・と思って探してみたら、ありました。
横道世之介/吉田 修一 - 雲跳【うんちょう】

横道世之介/吉田 修一 - 雲跳【うんちょう】

これはおもしろかったなぁ。主人公「横道世之介」の上京物語、なんだけど時代が80年代ってのが、いいなぁ。ケータイとかない時代。あの頃は、今みたいにせせこましくなかっ...

goo blog

 

ハッキリ言って、ほぼほぼ同じような感想です。ただ今作は非常に泣けた。これも歳のせいだろうか、最近とても涙もろい。嗚咽レベルだった。
でも、悲しい涙ではなく、とても胸を熱くさせられての涙だったので清々しい気持ちにさせてくれる。
そんな横道世之介シリーズもどうやらこれで完結らしいので、ちょっぴり寂しいのだけれども、きっとこれからもっと素敵な作品も出てくるだろうし、また何度だって読み返せば、世之介に出会える。
だから大丈夫。
横道世之介は永遠だ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パーキングにて | トップ | 終わりなき旅、ではないのだ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

小説」カテゴリの最新記事