雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

幸福論

2008-09-11 | 雑記
 図書館で、小学四、五年生くらいの女児二人がこんな会話をしていた。

A子「ハァァ、毎日1回幸せなことがあればいいのになぁ・・・」

B子「えぇ、でもさ、一年に365回も幸せがあったらイヤにならないかなぁ?」

A子「えー、幸せならいいじゃん?」

B子「やっぱさぁ、幸せって、たまぁにあるから幸せなんじゃないの?」


 どうだろう。A子ちゃんの年齢相応のあどけない考え、B子ちゃんの小学生には似つかわしくない、妙に人生の機微を読み取ってるような発言。

 本を探すフリをしてそばで聞き耳をたてていた私は、心の中で「大丈夫。未来ある君たちにはこれから多くの試練があり、そしてそれに伴う幸せがたくさん待っているから(にっこり)」と、微笑みながら独り不気味に頷いていた。
 が、その後の彼女らの会話は、

A子「でもさぁ、わたし○○くんを毎日見られたらチョー幸せー!」

B子「キャー!わたしもー△△くん毎日見たーい!」

A、B子「キャーん!!」


 って、オイっ!まだ毛の生え揃ってもいないようなガキどもの幸せ原動力は男かよっ!!

 その後も彼女らはそのナントカくんやらナンタラくんについて色めき立ってお喋りしてました・・・。

 それにしてもオマエら、図書館ではお静かに、な。ったく、最近の若いもんときたら、ブツクサブツクサ・・・・(おっさんモード全開
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2 コメント

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若いなぁ… (プル)
2008-09-13 16:39:37
ウチもかつてはそんな小学生の一人でしたよ…(-.-;)
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プルしゃん♪ ()
2008-09-15 08:43:29
オマエもかっ!!(笑)

って、これくらいの年頃の女子って男子よりずっと進んでますからねー。男子がバカみたいにハシャいでるのを冷めた目で見てますよね。(見られてた人 談)

ちなみに今なお、カミさんに冷たい視線を浴びせられてるオレはまったく成長していないということなのか?それとも永遠に男は女に蔑まれる生き物なのか!?(「オマエだけだ」とか、言わないで・・・)
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