最近読んだ本
≪噂/荻原 浩≫
サイコミステリーとして完璧に楽しめるうえ、最後の一行での凄まじい衝撃!こういうの、かなり好いです。
≪熱球/重松 清≫
重松節全開の青春郷愁小説。プロ野球には興味ないんですが、甲子園は好きなんで、かなり「ぐっ」ときました。でもこれ、主題は野球のことより出て行った故郷や家族の絆に重きを置いてます。そう、それが、重松清なんです。
≪天窓のある家/篠田 節子≫
心もからだも不安定な中年世代の欲望と葛藤をあぶりだす、リアルに怖い9編が収められた短編集。読後は胸にわずかな痛さを伴いながらも、なんとなくスッキリしたような気持ちにさせられるのは、作者の人柄にあるのでしょうか?是非、長編も読んでみたくなりました。
≪天国はまだ遠く/瀬尾まいこ≫
何回読んでも癒されます。
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で、今読んでるのは、
≪ゴールデンスランバー/伊坂 幸太郎≫
数々の『謎』が、とても心地よいです。早く読み進めたいけど、早く終わってしまうのは惜しい・・・毎回そんな複雑な気持ちにさせてくれる、作家さんです。