暦の上ではもう春だけど、読みました。季節風シリーズ第四弾【冬】の巻。
短いながらも心温まるお話が「ギュっ」と詰まった重松歳時記。今回、春、夏、秋から比べると、その「温か」率が高かったような気がする。やはり寒い冬だからこそ、これ読んで少しでも温まってくれれば、という作者の優しさだろうか?私はそう思った。
そういうことで、収められている12編の感想でも書いてみる。
【あっつあつの、ほっくほく】…なかなか焼き芋を食べる機会というのがないなぁ。ってか、焼き芋って高いんだよね。美味しいんだけど。
【コーヒーもう一杯】…これ読んだあと喫茶店行ってマンデリンを飲みました。苦味がとても良かったです。
【冬の散歩道】…こういう些細な出来事の中で、人間って生きる気力が湧いてくるんだと思います。
【サンタ・エクスプレス】…サプライズプレゼントは、子供じゃなくても心がほどけますね。
【ネコはコタツで】…黒豆の伏線に、ラストは涙します。
【ごまめ】…この話がいちばん好きかなぁ。短いながらも、いや、短いからこそ、重松清の巧さをしみじみ感じられました。
【火の用心】…「正しさがうっとうしさになることは、絶対にある」この言葉がいいね。たしかにあるよ。
【その年の初雪】…これは北陸が舞台ですねー。小学生の転校話はやっぱり切ないけれども、まだまだこれから色んな未来が広がっていくので、良いです。
【一陽来復】…これもまた、この短い中に三つのストーリーを織り交ぜて進めていく作者の巧みさに圧倒されます。
【じゅんちゃんの北斗七星】…このお話は痛いけれど、こういう現実もしっかりあるんだ、と受け止めなければと思います。
【バレンタイン・デビュー】…これは笑えた。
【サクラ、イツカ、サク】…確かな道を目指して進んでゆく人は、やはり素晴らしいです。でも、そういう人ってやっぱ少ないと思う。オレもほとんど「なあなあ」なカンジで生きてるから、だから、言い訳。
以上、ひとりよがりな感想を連ねてみました。
春は、もうそこまで来てますね。
短いながらも心温まるお話が「ギュっ」と詰まった重松歳時記。今回、春、夏、秋から比べると、その「温か」率が高かったような気がする。やはり寒い冬だからこそ、これ読んで少しでも温まってくれれば、という作者の優しさだろうか?私はそう思った。
そういうことで、収められている12編の感想でも書いてみる。
【あっつあつの、ほっくほく】…なかなか焼き芋を食べる機会というのがないなぁ。ってか、焼き芋って高いんだよね。美味しいんだけど。
【コーヒーもう一杯】…これ読んだあと喫茶店行ってマンデリンを飲みました。苦味がとても良かったです。
【冬の散歩道】…こういう些細な出来事の中で、人間って生きる気力が湧いてくるんだと思います。
【サンタ・エクスプレス】…サプライズプレゼントは、子供じゃなくても心がほどけますね。
【ネコはコタツで】…黒豆の伏線に、ラストは涙します。
【ごまめ】…この話がいちばん好きかなぁ。短いながらも、いや、短いからこそ、重松清の巧さをしみじみ感じられました。
【火の用心】…「正しさがうっとうしさになることは、絶対にある」この言葉がいいね。たしかにあるよ。
【その年の初雪】…これは北陸が舞台ですねー。小学生の転校話はやっぱり切ないけれども、まだまだこれから色んな未来が広がっていくので、良いです。
【一陽来復】…これもまた、この短い中に三つのストーリーを織り交ぜて進めていく作者の巧みさに圧倒されます。
【じゅんちゃんの北斗七星】…このお話は痛いけれど、こういう現実もしっかりあるんだ、と受け止めなければと思います。
【バレンタイン・デビュー】…これは笑えた。
【サクラ、イツカ、サク】…確かな道を目指して進んでゆく人は、やはり素晴らしいです。でも、そういう人ってやっぱ少ないと思う。オレもほとんど「なあなあ」なカンジで生きてるから、だから、言い訳。
以上、ひとりよがりな感想を連ねてみました。
春は、もうそこまで来てますね。