知人が失踪した。
住宅ローンを残し、幼い子供と奥さんを残し・・・。
仕事の関係者も奥さんも必死になって探しているのだが、全くもって音信不通のまま。
なぜ故にそんな行動をとったのかわかる術もないが、一説によると、税金の滞納を放置し
ていたようなのだが、テレビの世界だと思っていた差し押さえ通知が、いざ目の前に突きつけられたことに動揺しての行動とも言われるが・・・真意の程は定かではない。
それにしても、家族にしてみたら堪ったものではない。
税金の督促に加え、クレジットや住宅ローンの支払い・・・どうすればいいのかわからない。そんな状況だ。当たり前だ。
さて、じゃあどうしようか?
なってしまった状況は変えられない。
事故であるならば何かしらの情報があって然るべきだろう。失踪届けを出していれば。
一番優先されるのは、安否?なわけない
残された家族が最悪な状況に陥らないようにフォローするだけだ。
幸いにも奥さんが仕事を持っているのが救いだった。
念のためリミットを設け、家族の住まいや税金の如何、生活費、子供の学校・・・。
最早、安心などとは言えないかもしれないが、住まいの確保だ。
そして、支払いの優先順位も付けなければならない。
各金融機関や役所なんかなんの思いやりもない。少しでも回収する。それが仕事だ。
だったらこちらもそれ相応さ。
旦那が出てくればまだマシで、やりようはいくらでもある。
民事再生、任意売却・・・。
しかし、本人がいなければどうにもならない。
このような案件は2回目だ。。。
もちろんお金なんかもらわない。ボランティア?そんな綺麗なことはできません。
困った時は全力で助け合うだけ。
必要ならば弁護士や専門家の力は当然借りるが、できるだけのフォローとメンタル面での
サポートは不可欠だ。
もし、本当に失踪ならば
正直、自殺の方が家族にとってはマシだと思う。
住宅ローンも無くなって保険金が出れば奥さんの負担は軽減されるし、子供たちにも不自由させなくて済むと僕は思う。
そもそも、たかだか数百万円でうろたえるなど一家の主の所業か?
しかし、悲しいかな、たった数百万円で自殺や思い悩む人がどれだけ多いことか。
これは、数字のトリックとも言われているが、現実感のない金額だとそんなふうにならないようだ。数億円とか数百億、数兆なんて数字はイメージできないからだ。
現実感のある数字が魔物。それと、相談できる人がいないことと、無知が招く最低最悪の選択だ。
そんなもん開き直ってしまえ!っての
何が一番大切なのか?それだけ守ればいいじゃん。あとは何とかなるし、どうにでもできる。
とりあえず、リミットはあと10日
これを過ぎたら家族の生活を守ることに全力で行く!!
方法はいくらでもある
生きていれば金なんかどうにでもなる
たかだか紙ぺらのために命を捨てる必要なんかない
自分を捨てる前に家族を救え!
命懸けならなんだってできるだろう。