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CF

2018-05-25 12:58:20 | 日記
キャッシュフロー計算書




経営コンサルタントの小宮一慶さんは


経営の全てはキャッシュフローに尽きると言ってますし



稲盛さんも会計学の基本原則は

キャッシュベースの経営にあると言う





CFは企業の1年間の現金の流れ




キャッシュは嘘をつかない





企業が会計をお化粧する余地のある



減価償却費


CFは素顔を映し出す




企業が長期間使用する設備や建物などの資産は、購入した費用を何年かに分けて計上するという会計ルールがある



1億円の設備投資を10年で減価償却する場合




BS上の資産価値は10年かけてゼロになるため



PLでは費用として10年毎年
1000万ずつ減価償却費として計上



これをお化粧するとしたら、償却年数を長くすることで、PLにおける減価償却費の額を下げることができる


その分、当期利益の押し上げができる



だが、CFではそれが許されない



償却年数に関わらずその年のうちにマイナス1億円が記載されるからだ




ポイント



営業CF


本業から上がってくるキャッシュを表す

ここが数期にわたってマイナスであれば事業がうまくいっていないと推測できる



投資CF


将来の利益のために設備や有価証券などに投資したり、売却したりした際のキャッシュの流れを表す


一般的には、積極的な投資によりマイナスになっている方が、企業のありようとしては望ましい



プラスの場合は、資産の現金化を示しており、手元のキャッシュ不足が疑われる


営業CFと投資CFを足したものがフリーキャッシュフロー


営業活動から上がってくるキャッシュが、投資活動によるキャッシュの支出を経ても余っていて経営が良好と判断できる


財務CF


財務という言葉は資金調達と捉えるとわかりやすい


借り入れや社債発行などの資金調達が盛んであればプラス


借入金の返済や社債の償還、配当金の支払いや自社株買いを行えばマイナス



マイナスの方が株主の還元しているという意味では望ましいが


企業によって投資戦略や成長段階に応じて判断が異なる
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