明日は明日の風が吹き荒ぶ
『一生を終えたのちに残るのは
われわれが集めたものではなくて
われわれが与えたものである。』
小金が稼げるようになると
ブランド品買ったり
時計買ったり
いい車買ったり
高級クラブで飲んだり
海外旅行行ったり
美しいと思われる人と遊んだり
豪邸を建てたり
確かに
それがお金を稼ぎたいきっかけだったし
夢や憧れだったし
今でもかっこいいと思う事もある
しかし
いつか両親も死に
身内も仲間たちも死に
僕も死ぬ
例外なくだ
ただ、それが多少早いか遅いかだけで
地球の歴史から見たら
塵にすらならない
そう考えた時に
とある人の言葉が脳裏に焼き付いていて
手元に「集めた」ものは自らの死と共に
消え去るでしょう
でも
「与えた」ものはそうではない
殆どの人の人生なんか
やがて忘れ去られるだけ
僕が集めたコレクションも他人から見たらガラクタかもしれない
答えなんかないし
正解もない
ただ、
未来の子供達に何を残していけるのか?
何を伝えて行けるのか?
そう考えたら
土地を取り合う中で人が死に
お金を奪い合う中で人が死に
名誉を残すために人を蹴落として
権利を保持するために人を陥れる
そんなことが果たして
胸張って言える事か?
未来の子供達がリスペクトしてくれるか?
そんなことのために俺たちは生きてきたのか?
そうじゃないだろう
と、僕は思う
お金やガラクタばかり残して
誰も泣いてくれない人生なんかより
何もないけど
思い思いの中で生き続ける
そんな人間になりたい
それが何を与えたか?
なんだと思う