「むかわ四季の館」に駐車は多いがホテルもあるので、全ての車が車中泊でもない。
きのうは山に登ったのに、期待に反して昨夜は眠れなかった。
悪夢1
知らない家に上がり込んでいた。隣の部屋から奥さんが現れたので、しどろもどろ弁解していると旦那が帰って来た。ヤバイことになったと焦ったが、旦那はニコニコ顔で握手を求めてきた。傍らで奥さんはぶつぶつ言っている。
悪夢2
歩く右側に1m間隔で重そうなドアが続いている。左側はまったくの闇。ドアの向こうには間口2mの部屋が並んでいるのか、またはひとつの大きな部屋なのか、またはランダムに別れているのか、分からない。
後をつけてくる何者かから「早くドアを開けろ」と無言のプレッシャーを感じるが、ドアを選べない。どこまでも続くのか、突然終点が現れるのか、その時どうなるのだろう・・・・・。
出る前に朝風呂に入った。
通行止めの箇所をカーナビがしつこく指示するので迂回するのに手間取った。こんなときは昔の地図帳の方がいいように思う。
「サラブレッド銀座駐車公園」
これよりも素晴らしい風景が途中いくつもあった。
「道の駅みついし」 山側
海側
右端にオートキャンプ場が見える。
昼は浦河町の「藤まん」という寿司屋で寿司定食を頼んだ。老夫婦が商う店で、味も雰囲気も満足した。
テレビの天気予報は、今まで持ちこたえていたのが爆発しそうなものだった。
襟裳岬に近づくにつれ霧が濃くなり足も速くなってきた。
襟裳岬 風の舘に着く頃は雨も風も強くなった。
通路は昨夜の夢を思い出させる。
受付で何も見えないと言われ、入館せずに引き返した。
他の車が引き返すなか、この霧の中動くのは怖いので、ここで夜明かしすることにした。
駐車場が傾いているので、寝心地の良さそうな場所に移った。
行こうと思っていた駐車場横の食堂が、
この天気で早々と閉めてしまったので、今夜はワッフル・チーズ・魚肉ソーセージ・スナック菓子・野菜ジュース・・・・・。
明日は晴れてくれるかな。
6時頃に霧が薄くなったので岬を散策した。そのまま晴れるかと期したが、陽が沈む頃には一段と濃い霧が流れてきた。
そして誰もいなくなった。