ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

ヨット整備-7

2021年05月21日 20時11分20秒 | ヨット

 昨夜の強風でキュウリが折れていた。

 これも補強すべきだったのに気が回らなかった。 

 チューリプの球根を掘り上げた。

 去年の倍くらい採れたが、咲くのは半分くらいだろう。
 葫も収穫したいが、土が湿っているときに収穫すると傷みやすいそうなので躊躇している。土日が晴れることを期待している。

 午後はヨットでエンジンのオイル交換をした。30分ほど暖機して手動ポンプで抜き出した。とても元オイルとは思えない、見るだけでも気分が悪くなるヘドロのようなものが出てきた。

 暖機している間にトイレの手入れをした。

 ポンプのピストンにワセリンを塗ったら一度は水が上がったが、オイル交換後に再度試したら空吸いになった。明日に持ち越しとした。

 帰り支度をしていると帆船のマストが見えたので、ちょっと寄り道した。

 どこかの練習船かと思ったが、"みらいへ" という、言うなれば "研修船" だった。今は尾道海技大学校徳島阿南校の実習生が乗っていて、22日は一般公開するらしい。トイレがすんなり直れば覗いてみよう。


雨耕雨読

2021年05月20日 20時04分44秒 | 日記

 合羽作業が楽しくなってきた。まず日課のカモミール摘み、次に芝生のミミズ対策をやった。

 椿油糟を芝生に蒔いて散水すると、溶け出したサポニンがミミズ体表面のヌメリを落とす。それを嫌ってミミズが地上に出てくるという寸法である。

 雨の日にやれば水を撒かなくて済むかと思ったが、1匹も出てこなかった。泡立ちが少なかった。既に地中には雨水がどっさり浸透しているのでサポニンがかなり薄められた気がする。加えて、ミミズは必ずしも地上を目指すとは限らないだろう。
 ミミズを退治したいのではなく、這い出したミミズを畑に移したいのである。散水の一手間を惜しんで空振りした。今度は晴れの日にやってみる。

 葫を2年続けて失敗している。もう収穫してもいい頃だと思うが、参考にしているHPによると、晴天が2、3日続いた時に収穫すべしとあるので天気待ちしている。

 今年は梅雨入りが早かったのでタイミングがずれてしまい、このままでは遅きに過ぎるかも知れない。農業は難しい。

 風が出てきた。もっと吹きそうなので瓢箪、ころたん、ゴーヤを補強した。

 午後はヨットに行くこともなく、あれこれ読み散らかして過ごした。


ヨット整備-6

2021年05月19日 20時37分17秒 | ヨット

 午前中は合羽で庭作業。芝生に雑草が伸びてきた。芝も一緒に刈りたいが雨ではどうにもならず、種が出来る前に雑草の花だけでも刈り取った。続いてカモミール摘み。摘んでいる間中、隣のパクチーから良い香りが流れてきた。カメムシの臭いにはほど遠い。

 午後はヨットでエンジン修理の最終段階。燃料系統、冷却水系統、排気系統をセットし、エア抜きに取りかかった。

 はるかむかし、燃料タンクを掃除しようと思い立ち、給油せずにほぼ空の状態になっていた。ある日クラブ艇でレースをやろうという話になって参加したが、燃料のことはすっかり忘れていた。レースが終わりセールを降ろして機走でケンチョピアに戻る途中に、燃料が切れた。曳航して貰って無事に戻れた。面白い一日だった。燃料タンクは後日念入りに掃除した。

 あのときは簡単にエアが抜けたのに、今日はたいそう手こずった。途中で手回しチェーンがまた空回りを始めたので、やっぱりプーリーを抜いてラチェットを掃除しなければ駄目かとガッカリしたが、駄目元でこの前のようにCRCをずぶずぶに吹いたら直った。

 ちょっと緊張しながら始動すると、キリキリと聞いたことのない大きな騒音が出た。発電機のプーリーが異音を発していた。やはりプーリーを抜く羽目か、と観念したとき静かになった。2年近く回していなかったのが馴染んできたのだろうか。

 30分ほどアイドリングしたが、塩詰まりとステンレス詰まりを取り除いたからか、冷却水の高温ランプは点かなかった。勿論、修理の発端となったドレンプラグからの漏水は止まっている。

 叱咤激励、指導助言、苦言を戴いた溝田氏に完了報告したら、お祝い(?)に立派なグレを頂戴した。


ヨット整備-5

2021年05月18日 20時05分52秒 | ヨット

 苦労して取り外したシリンダーヘッドを苦労して取り付けた。

 冷却水ホースを取り付けながら点検していると、ポンプからシリンダブロックへ流すホースが塞がっていた。突いてもビクともしないので交換することにして、状態を見るために切り裂いた。

 なんとピッタリ入っていたのはステンレスの棒だった。

 このホースは何年か前に交換したように思っていたが、まさか私が棒を入れるはずがない。してみると前所有者の時代からこうなっていたのだろうか。
 水の通路が塩で塞がっているどころではない、この棒は水を止めるために入れたとしか思えない。エンジンがオーバーヒートするのは当然だ。世の中分からないことだらけ。

 シリンダヘッドの下部に、目的が分からない、パーツリストにも載っていないフレキシブル管が付いていた。辛うじて手が入るスペースしか無いので、外すのは簡単だが、復旧するのは至難であった。

 スペースがあれば何のことはないのだが、鏡を見ながら30分苦闘した。

 総じて、普段しない妙な体勢で妙な所に力を入れるので、特に下半身はくたくたになる。心地よい疲労感であると言えなくもない。


世の中分からないことだらけ

2021年05月17日 19時48分07秒 | 日記

 徒然草の第一巻を読み終えた。全巻買ったような買わなかったような、探しても見当たらないので買っていないのだろう。念のためアマゾンの購入履歴で確認したら、やはり買っていなかった。近頃は嫌になって途中で放り出してしまうことがよくあるので、今日も第二巻だけ注文した。
 寂聴さんの源氏物語も第4巻まで kindle で読み進んだが、そこから他へ逸れて一向に進まない。相対性理論を説明されても理解できないのと同様、面白さが分からないのである。
 芸術に限らず何に対してもして日本人は直ぐに「分からない」と言うが、そんな時欧米人は「好みではない」と言うらしい。日本人のほうが正直で良いと思う。

 雨が小降りになったので合羽を着てカモミールを摘んだ。

 きのう摘めなかったので二日分摘むと、雨で濡れたくらい汗をかいた。

 頼んでおいたガスケットを取りに、またヤンマーへ行った。間抜け面を覚えてくれていた。

 気象予報士が「梅雨入り宣言は、雨による災害に注意喚起する意味もある」と言っていた。なるほど。後付けの気がしないでもないが、一昨日の "宣言無意味" は撤回します。