がんばれチームO.K!

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The Princess and the Pot

2016年10月16日 23時11分35秒 | 大学
面接授業2日目終わりました~。

「超短編小説を読む」というテーマで、どんな小説を読んだかというと、

「The Princess and the Pot」

「The Story of an Hour」

「The Use of Force」

という3作です。

1番目は日本の昔話です。「鉢かつぎ姫」ってやつですね。

母が死の間際に娘に鉢を被せるんですな。

鉢かつぎ姫は誰からも相手にされなくなるんだけど、

そんな姫と結婚したいという男が現れ、

観音さまに祈ったら鉢が割れて美しい姫に戻るっていうおはなし。


2番目は、心臓の弱い女性の夫が鉄道の事故で死んだというところから始まります。

心臓が弱いので、女性の妹がショックを受けないように慎重に事実を告げるんです。

そうしたら、女性はやはり泣いて、部屋に1人でこもるんですな。

で、そこで女性はハッと気づくんです。

これからは自由だ!って。

誰からも指図されることもない。

昨日までは、これからの長い人生に嫌気がさしていたのに、

今日は、うんと長生きしたいと思う。

すんごく気持ちが明るくなったところで、

死んだはずの夫が帰ってくる。

事故にはあっていなかったんです。

その姿を見た女性はショックで心臓発作。帰らぬ人となります。

医者の診断は、死んだはずの夫が生きていて喜びのあまり心臓が止まってしまった、ということです。

女性の気持ちの変化は誰も知らないですからね。

本当のところは、がっかりしてそのショックで死んだんでしょう。


最後の小説は、医者が小さな女の子の往診にいく話。

ジフテリアの疑いがあるので、子供の喉を診ようとするんですが、

ガンとして口を開けようとしない。

大人で、しかも冷静であらなければならない医者が、

最後にはその冷静さを失って、力づくで女の子の口を開けさせて喉を診ることになる。

なんてことないような話なんですが、

なぜこの医者は冷静さを失っていくのか?

作者の意図をどのように捉えればよいのか、

読み手によっていろいろな考え方があるな~って思いました。



講師の先生が気さくな方で、おもしろく勉強させてもらいました。

今回は20人くらいの参加者ですかね。

これくらいの人数がちょうどいいな。



帰りの北大構内で、



カラスがなにやらついばんでいる。



何の木でしょう?



コメント
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