旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

「八木健二神句会」改め「八二一句会」4月例会

2020-04-04 15:45:51 | お仲間たちと
 今回は道後の友輪荘で開催しました。新しい方二人を迎え一層にぎやかに、一寸真剣になりました。


  参加者増のため画像が見にくくなりましたので、テキストで掲載します。
上甲彰(名前は投句順、敬称略)
 規模小さくし年長さんは卒園す
 父母(ちちはは)の墓守(はかもり)もせずさくら咲く
 観客(きゃく)いない大阪場所を勝ち進む

八木健
 予報では今日の午後から花の雨
 鳥雲(ちょううん)に人間どもを打ち捨てて
 朝寝てふ贅沢感を貪(むさぼ)らむ

二神重則
 春うらら風車ゆるりと動き出し
 日向ぼこいとこ同士の池の鴨
 五分咲きに心遺して山の道

玉乃井永
 春日傘ブロンド覗く二寧坂
 唇のじゃこ天オイル春夕焼
 春愁やネクタイきりり化粧室

長井知則
 暮がぬる着物姿の残り香や
 雨後の庭風と戯れ白椿
 コロナ避け自粛自粛の日永かな

向田将央
 この葉っぱ食べてもいいの桜餅
 母ちゃんへお土産どうぞつくしんぼ
 椿小の校庭見守る椿の木

吉川正紀子
 血がたぎる私はもしや木の芽時
 重い腰上げねばならぬ春炬燵
 公園のベンチぐらぐら風光る


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