田高田山人
落第の報告倍率をつけ加へ
うまごやしあれどうしごやしなきはなぜ
今月は閏の月でお徳感
吉川正紀子
保護色は身を守る術蕗の薹(ふきのとう)
みいーつけたかくれんぼする藪椿
擬人化で描く落ち椿の嘆き
二神重則
池の端の菜花小さな春便り
西の陽に芒キラキラクリスタル
なき人のまたねのままの寒さかな
玉乃井 永*
役立たず吾子に蹴られし羽蒲団
昼下がりどこでもドアの日向ぼこ
片栗の花とのけ反りイナバウア
門屋定
春近し椿神社も伊予路にも
句会出て批評は滑稽春隣り
水仙は風の当たらぬ高さかな
新井文子
旅立ちの鼓動を乗せて春来る
早春の光の中に影二つ
気合い入れ四温日和に洗車する
長井知則
春浅し土手の散歩のそぞ歩き
薄氷(うすらい)の下で金魚のひれ動く
想い出も巡り巡って冴返る
落第の報告倍率をつけ加へ
うまごやしあれどうしごやしなきはなぜ
今月は閏の月でお徳感
吉川正紀子
保護色は身を守る術蕗の薹(ふきのとう)
みいーつけたかくれんぼする藪椿
擬人化で描く落ち椿の嘆き
二神重則
池の端の菜花小さな春便り
西の陽に芒キラキラクリスタル
なき人のまたねのままの寒さかな
玉乃井 永*
役立たず吾子に蹴られし羽蒲団
昼下がりどこでもドアの日向ぼこ
片栗の花とのけ反りイナバウア
門屋定
春近し椿神社も伊予路にも
句会出て批評は滑稽春隣り
水仙は風の当たらぬ高さかな
新井文子
旅立ちの鼓動を乗せて春来る
早春の光の中に影二つ
気合い入れ四温日和に洗車する
長井知則
春浅し土手の散歩のそぞ歩き
薄氷(うすらい)の下で金魚のひれ動く
想い出も巡り巡って冴返る
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