手すりは高齢者が移動する場合に大変役に立ちます。手すりは使い方によって大きく2つに分けられます。歩くときに手を滑らせながら使うハンドレールと呼ばれるものと、浴室やトイレなどで立ったり座ったりするときにつかまるグラブバーと呼ばれるものです。手すりの形は基本的には円形ですが、握らずに手や腕を乗せて使う場合は平たいものが適しています。円形の場合の直径はハンドレールの場合太いほうが安定感があるので32~36mm、グラブバーはしっかりと握れるように少し細めの28~32mmが良いとされています。住宅品確法の高齢者等への配慮に関する基準では、手すり高さは700~900mmとなっています。ちなみに建築基準法では階段の両側に側壁等がない場合は手すりを設置となっており、これは住宅品確法では1等級です。手すりを取り付ける壁下地の補強ですが、将来の体が弱ってきた場合に手すりの位置を変えられるようあらかじめ広い範囲を補強しておくべきです。
投稿者のホームページもご覧ください(老後と住まい URL: http://www.rougotosumai.com )
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