高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その28)

2013年06月08日 | 老後と住まい
資格と関係は少ないのですが、数日前に国立障害者リハビリテーションセンターを見学する機会がありました。センター内に認知症の方の自立支援機器の展示館(館というより普通の家の外観です)があります。そこでは80点余りの機器が展示されています。その中でトイレの展示があります。「トイレはアイボリー色で統一感を出しました」などと言うのは健康な方へのキャッチフレーズであって、認知症の方にとっては困惑の原因だそうです。全体が同じ色だと、どこで用を足すのか分からなくなることになるそうです。そこで便座カバーを赤い色などのカバーで覆うことが効果があるそうです。「など」と書いたのは黒い色でもよいそうです。最初から便座「だけ」が赤などの色となっている便器は見当たらなかったということでした。便座そのものにカバーをすると濡れるなどの問題もあるそうで注意が必要です。認知症に関心のある方は是非ご見学をお勧めします。
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